食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04030810149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、完全配合飼料中の認可最大亜鉛量を低減する可能性について科学的意見書を公表
資料日付 2014年5月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月5日、完全配合飼料中の現在認可されている最大亜鉛量を低減する可能性に関する科学的意見書(2014年4月8日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 1)食用動物及び愛がん動物に必要な亜鉛量、2)飼料原料中の亜鉛濃度及び3)算出された完全配合飼料中の亜鉛のバックグランド濃度の厳密な見直しが、飼料中の総亜鉛の現在の認可されている最大濃度を相当量低減する可能性の根拠となる。
 「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、亜鉛の必要量及びバックグラウンドデータを使用した概算に基づき、亜鉛の考えられる新たな最大量を導き出した。これは、現在の最大量に置き換えられる可能性がある。
 新たに提案される最大量は、子豚、雌豚、うさぎ、サケ科魚類、イヌ及びネコに対しては150mg/kg完全配合飼料、肉用七面鳥に対しては120mg/kg完全配合飼料、その他の全ての動物種及びカテゴリーに対しては100mg/kg完全配合飼料である。
 給餌子豚、肉用豚及び雌豚へのフィターゼの使用により、この新たに提案される最大量をさらに30%(子豚及び雌豚に対しては150mgを110mg/kg完全配合飼料に、肉用豚に対しては100mgを70mg/kg完全配合飼料に)低減することが可能であろう。
 新しく提案される最大量は、対象動物種の健康、動物福祉及び生産性を保証し、消費者に対する安全性への影響はない。
 FEEDAPパネルは、この新しい最大量が導入され、給餌慣行に適用されれば、動物生産による亜鉛の排出量全体の約20%の削減につながるであろうと期待する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3668.pdf
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