食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04030380470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、ギリシャにおける初の中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)輸入症例発生により疫学情報を更新
資料日付 2014年4月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は4月23日、ギリシャにおける初の中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)輸入症例発生により、MERS-CoV疫学情報を更新した。
 ギリシャ疾病管理予防センター(KEELPNO)は4月18日、69歳の男性患者のMERS-CoV感染が検査確認されたことを公表した。この男性はギリシャ国民で、サウジアラビアのジェダに永住しており、4月17日にヨルダンのアンマン経由の空路でアテネに到着した。濃厚接触者の追跡調査は継続中である。今日まで当該男性の関係者でMERS-CoV感染の疑い症例や確定症例は出ていない。
 当該男性は、4月8日にジェダで発症し病院で診察を受け、腸チフスの疑いと診断されて4月10日に退院した。彼の妻も同じ病院に3月31日から4月5日まで入院し、腸チフスと確定診断されていた。男性は長引く熱と下痢から、ギリシャ到着日(4月17日)に病院で診察を受けた。現在は抗生物質治療及びオセルタミビル処方により、安定した状態となっている。
 2014年4月22日までにMERS-CoVの検査確定症例は全世界で333人、このうち死亡者は107人と報告されている。中東地域以外では15人の報告があり、このうちの10人が欧州である。
 ECDCは、従前の緊急リスク評価書において、欧州連合(EU)にMERS-CoVの輸入リスクは継続すると予測されるが、EU内での二次感染発生リスクは低いままである、と結論付けている。ECDCは現在、近日中に発行される当緊急リスク評価書を見直している。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?List=8db7286c-fe2d-476c-9133-18ff4cb1b568&ID=989
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