食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04030300111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、食品安全行動計画:2011年から2012年の化学物質(缶詰め食品中のビスフェノールA(BPA)量)を対象とした調査の報告書を公表
資料日付 2014年4月25日
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分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は4月25日、食品安全行動計画:2011年から2012年の化学物質(缶詰め食品中のビスフェノールA(BPA)量)を対象とした調査の報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 CFIAが食品の定期検査の一環として行った当該調査では、缶詰め食品の検体の98.5%からBPAは検出されなかった。
 今回の調査は2011年から2012年に行われた。カナダ国内の11の都市で、2011年4月及び2012年3月に、市販の缶詰め403検体を収集し、BPA量の検査を行った。403検体の内訳は、果実の缶詰め101検体、ジュース及び飲料の缶詰め50検体、野菜及び豆の缶詰め151検体並びにパスタ及びスープの缶詰め101検体である。193検体が国産、207検体が15?国からの輸入品及び3検体は産地が特定されない缶詰めであった。エポキシの被膜処理が施されている可能性が高い缶の缶詰めのみを検体とした。
 今回の調査で、ppbレベルのBPAが検出されたのは6検体のみであった。この調査結果は、カナダ保健省により検討され、安全性に関する懸念は確認されなかった。
 カナダでは、食品の包装材料中のBPAは認められている。BPAは、特に高温(ホットフィル又は熱加工処理された缶詰め食品類)で、エポキシの被膜から食品へ移行する可能性がある。
 今回の調査でBPAが検出された野菜の缶詰めの平均濃度に基づくと、成人で、缶詰めの野菜を毎日約14kg摂取すると、安全上の懸念をもたらす可能性のあるBPAの暴露量に達する。
 カナダ保健省は、食品包装材料由来のBPAの現在の食事経由暴露量は、新生児及幼児を含む一般集団に対する健康のリスクをもたらさないと結論付けた。この結論は、米国及び欧州連合(EU)の食品の規制に関わる他の国際機関により再確認された。
 当該調査報告書「2011年から2012年の缶詰め食品中のBPA量」(英文、17ページ)は以下のURLから入手可能。
http://inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/chemical-residues/bisphenol-a-in-canned-foods/eng/1398359134097/1398362125102
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://news.gc.ca/web/article-en.do?nid=842679
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