食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04030250149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、塩化ジデシルジメチルアンモニウム及び塩化ベンザルコニウムの暫定残留基準値案のための食事リスク評価に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2014年4月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月28日、塩化ジデシルジメチルアンモニウム(didecyldimethylammonium chloride: DDAC)及び塩化ベンザルコニウム(benzalkonium chloride: BAC)の暫定的な残留基準値(MRLs)案のための食事リスク評価に関する理由を付した意見書(2014年4月16日承認、23ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 抄録
 EFSAは、DDAC及びBACの暫定MRLs案(欧州連合(EU)のMRL関連法令の対象となるすべての食品産品に対してそれぞれ0.1mg/kg)のために、食事経由暴露量の評価を行うよう欧州委員会(EC)から要請された。
 (訳注:ECから提示された)知見及びデータに基づき、これらのMRLs案について考えられる消費者の健康リスクは、EFSAによって確認されなかった。したがって、これらのMRLs案は、消費者の健康を十分に保護していると考えられる。
 しかし、利用可能なデータが限られているため、このリスク評価は、高い水準の不確実性の影響を受けている。
2. 要約(背景部分を抜粋)
 食品事業者らによる品質管理の枠組みにおいて、許容される法定限度の0.01mg/kg(規則(EC) No 396/2005の第18条第1項b号で設定している一律基準値)を超えるDDAC及びBACの残留物が確認された。
 食品中のDDAC及びBACの供給源は十分には解明されていないが、殺生物製剤中における両物質の使用と関連しているとみられる。DDAC及びBACは過去に農薬として使用されたため、両物質とも規則(EC) No 396/2005の規定に該当する。
 ECとEU加盟国は2012年、程度に応じたリスク管理策として暫定的な規制値を0.5mg/kgとすることで合意した。同時に、食品中のDDAC及びBAC残留物の供給源や濃度をさらに解明できるようにモニタリングプログラムが策定された。
 EU加盟国が作成したモニタリングデータの成績に基づき、ECは、0.1mg/kgの暫定MRL案を算定した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3675.pdf
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