食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04030170314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、Robin Mesnage、Gilles-Eric Seraliniらフランスの研究チームによる論文「主要な農薬は公表されている有効成分以上にヒトの細胞に対して毒性が強い」に関する意見書を公表
資料日付 2014年4月6日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は3月6日、Robin Mesnage、Gilles-Eric Seraliniらのフランスの研究チームによる論文「主要な農薬は公表されている有効成分以上にヒトの細胞に対して毒性が強い」に関する意見書を公表した(2014年3月6日付け 意見書No.011/2014)。概要は以下のとおり。
 この論文では、多くの農薬(植物保護剤製品:PPP)は、添加物の混合により、実際の試験を経て認可された有効成分以上に、ヒト及び動物に対して毒性が強いとの仮説を立てている。この仮説は、グリホサートを含む9種類の有効成分及び各有効成分ごとの製剤で行った細胞毒性試験から導き出された結果により裏付けられるとしている。
 この論文は、一部のPPPは有効成分以上に毒性が強い可能性をさらに踏み込んで示している。しかし、グリホサートの毒性学的評価に関する新たな情報は何ひとつ提供されておらず、この論文からは規制に関係する一般的な結論は得られない。PPP中の混合された添加物に関する毒性学的評価についてのこの論文の観点は、2013年12月のグリホサートの再評価過程で作成されたBfRの評価報告書素案に既に盛り込まれている。BfRはその中で、グリホサートが含まれるPPPは、グリホサート自体以上に毒性が強いと詳細に述べている。したがって、この論文は、欧州連合(EU)における現在のグリホサート再評価過程には、影響を与えない。
 この論文「主要な農薬は公表されている有効成分以上にヒトの細胞に対して毒性が強い」(英文、8ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.hindawi.com/journals/bmri/2014/179691/
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/349/bfr-opinion-on-major-pesticides-are-more-toxic-to-human-cells-than-their-declared-active-principles.pdf
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