食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04030060343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、環境と健康に関する研究調査計画事業で実施された子供の鉛中毒2008年~2011年の結果報告書を発表
資料日付 2014年5月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は4月29日、環境と健康に関する研究調査計画事業で実施された子供の鉛中毒2008年~2011年の結果報告書を発表した。
 子供の血中鉛濃度サーベイランスは鉛中毒患者のスクリーニングと患者の状況を報告するものである。
 2008年から2011年までに23
,793人の子供が血中鉛濃度検査を受けた。検査を受ける子供の数は毎年平均14%減少しており2008年に7
,240人であったものが2011年には4
,667人になっている。子供にとって7歳までに血中鉛濃度検査を受ける平均確率は0.6%である。スクリーニングはイル・ド・フランスに集中している(64%)が、鉛中毒の子供が出たことからレユニオン島(インド洋西部のフランスの海外県)やフランス領ギアナ(南米大陸北東部の、オリノコ川とアマゾン川に挟まれる地方の東部)まで拡大している。
 最初のスクリーニングでは、3.4%の子供から100μg/L以上の血中鉛濃度が検出され、鉛血中濃度の相乗平均は21.6μg/Lであった。
 200から300人の鉛中毒患者が毎年同定されており、合計で972人に達した。スクリーニングをする主な要因は、老朽化した住居(68%)、1949年以前に建設された住居(58%)、周囲に鉛中毒患者の子供がいる(35%)及び鉛を使った塗料を使った住居(31%)である。
 2008年~2009年の最初の検査で血中鉛濃度が100μg/L以上であった子供のうちの23%は、その後に検査を受けていない。
 加えて、研究調査計画事業実施期間中に国際的養子縁組の枠組みで1
,489人の子供が最初の血中鉛濃度検査を受診しており、2010年には606人が受診している。これらの子供では、10人中1人が100μg/Lであり、血中鉛濃度の相乗平均は32.6μg/Lであった。
 報告書(フランス語、54ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.invs.sante.fr/content/download/87589/321329/version/1/file/rapport_saturnisme_enfant_2008_2011.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/Publications-et-outils/Rapports-et-syntheses/Environnement-et-sante/2014/Saturnisme-chez-l-enfant-France-2008-2011
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