食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04020330450
タイトル Eurosurveillance:掲載論文「2011年7~12月においてドイツでの大規模アウトブレイク発生後の志賀毒素産生性大腸菌血清型O104:H4感染症調査結果」
資料日付 2014年4月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 19
, Issue 14
, 10 April 2014)に掲載された論文「2011年7~12月においてドイツでの大規模アウトブレイク発生後の志賀毒素産生性大腸菌血清型O104:H4感染症調査結果(Results of surveillance for infections with Shiga toxin-producing Escherichia coli (STEC) of serotype O104:H4 after the large outbreak in Germany
, July to December 2011)、著者C. Frank(Robert Koch Institute
, ドイツ)ら」の概要は以下のとおり。
 2011年夏にドイツで発生した(スプラウトが原因と疑われる)志賀毒素産生性大腸菌(STEC)血清型O104:H4による大規模アウトブレイクの後、当該STEC血清型について以後の感染発生調査が2011年末まで継続された。アウトブレイク終息日(2011年7月31日)から2011年12月31日までに、33人のアウトブレイク後の患者報告があった。アウトブレイク後、患者数は年末に向けて減少しており、患者には多くの点で類似した点があり、またアウトブレイク時よりアウトブレイク後の方が溶血性尿毒症症候群(HUS)患者の割合が小さくなっていた。アウトブレイク後の患者の3分の2がアウトブレイク時の患者との接触によって感染したとみられる。アウトブレイク後の期間は、検査機関内及び院内での感染拡大が顕著であった。アウトブレイク後では回収されたスプラウトの摂取が感染原因となった患者は発生していない。
 アウトブレイク後の調査からは、アウトブレイク株が継続的に排出されていることによって、アウトブレイク株の感染性が長く続いている可能性が示されたが、当方の研究結果及び2013年末まで行った定期調査では、アウトブレイク株がドイツの環境に定着しているという考えを支持するものはなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20760
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