食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04020270475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ビスフェノールA(BPA)の食品経由暴露によるヒトの健康リスク評価に関する欧州食品安全機関(EFSA)の意見書案に対する意見公募ついての意見を公表
資料日付 2014年4月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は4月8日、ビスフェノールA(BPA)の食品経由暴露によるヒトの健康リスク評価に関する欧州食品安全機関(EFSA)の意見書案に対する意見公募ついて保健総局(DGS)から諮問を受けて2014年3月13日付けで提出した意見(英文、59ページ)を公表した。
 ANSESは新たなBPA健康リスク評価のために、経口暴露の研究報告書のみならず、EFSAの先の意見書では取り上げていない経皮暴露の研究報告書についても調査した。経済協力開発機構(OECD)の推奨や適正試験実践規範(GLP)を遵守した研究報告書(Tyl
, 2002
, 2008 par exemple)により重み付けをしているとはいえ、BPAの毒性研究のほとんどはOECDのガイドラインに基づいて行われておらず、系統的にGLPを遵守しているとはいえないものもEFSAの審査では考慮されている。ANSESは2013年3月に発表したBPAの健康リスク評価に関する査読報告書提出期限を考慮した期限の2012年以降に多数の研究報告書が発表されている。EFSAの評価に含まれているこれらの研究報告書は、補足的情報を、特に最近まで入手が難しかった代謝の情報など幾つかの重大な作用(effets critiques)に関する情報を提供しているものもある。
 特にBPAの毒性研究の方法論の限界、例えば、様々に異なる用量の数、使う実験動物種、ポジティブコントロールが無いこと又は用量反応関係が無いことなどに関する解釈は専門家間で様々に異なるので、ANSESは潜在的内分泌かく乱物質(endocrine disruptors:ED)に関する調査研究を評価するための客観的基準を定める必要があると考える。これらの基準はEFSAと欧州連合(EU)加盟各国の食品安全機関との間で統一しなければならない。
 仏文プレスリリース欄は以下のURLで参照可能。
http://www.anses.fr/fr/content/bisph%C3%A9nol-l%E2%80%99anses-publie-ses-commentaires-en-r%C3%A9ponse-%C3%A0-la-mise-en-consultation-du-projet-d
 英文プレスリリース欄は以下のURLで参照可能。
http://www.anses.fr/en/content/bisphenol-anses-publishes-its-comments-response-efsa-draft-opinion-consultation
 英文意見書(57ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.anses.fr/en/documents/SUBSTANCES2014sa0033EN.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/sites/default/files/documents/SUBSTANCES2014sa0033.pdf
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