食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04010800149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用飼料添加物としての鉄化合物(E1):硫酸第一鉄一水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2014年3月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月26日、全動物種用飼料添加物としての鉄化合物(E1):硫酸第一鉄一水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2014年3月5日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 全文は後日公表される。
 硫酸第一鉄一水和物は、完全配合飼料1kg中の鉄の最大含量までの用量で、各動物種に対して安全である。その用量は、牛及び家きんに対しては450mg/kg、めん羊に対しては500mg/kg、愛がん動物に対しては600mg/kg、馬及び魚類を除くその他の動物種/カテゴリーに対しては750mg/kgである。また、離乳1週間前までの子豚に対しては、最大で250mg/kgで安全であると考えられる。
 馬及び魚類に対しては、十分なデータがないことから、暫定的措置として現在の基準(750mg/kg)を維持することは可能である。
 豚、めん羊、馬、魚類及び他の動物種/カテゴリー(家きん、牛及び愛がん動物を除く)では、給餌経由の総鉄量は、現在認可されている量に則っている。
 硫酸第一鉄一水和物からの鉄は、可食組織及び動物由来の製品の鉄濃度を変えるとは考えられない。
 欧州連合(EU)における消費者への暴露には、一般集団における鉄の過剰摂取のリスクとの関連性はない。したがって、「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、完全配合飼料中の鉄の最大含量が順守される場合には、硫酸第一鉄一水和物の動物の栄養への使用により消費者の安全性に対する懸念を予見しない。
 硫酸第一鉄一水和物は、全動物種及びカテゴリーに対して有効な鉄の供給源である。
 FEEDAPパネルは、牛及び家きんに対する飼料中の現在認可されている最大鉄含有量を、完全配合飼料1kg当たり750mgから450mgに低減することを提言する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3607.pdf
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