食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04010730305
タイトル 欧州連合(EU)、飼料添加物デコキネートの給与休止期間を短縮し、残留基準値を設定
資料日付 2014年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は3月22日、飼料添加物デコキネート(decoquinate)の給与休止期間を短縮し、残留基準値(MRLs)を設定するため、規則(EC) No 1289/2004を一部改正する委員会施行規則(EU) No 291/2014を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. 抗コクシジウム剤及びその他の医薬物質グループに属するデコキネートの肉用鶏への使用は、委員会規則(EC) No 1289/2004によって10年間にわたり認可された。
2. デコキネートの認可保持者は、食鳥処理前のデコキネートの給与休止期間を3日間から0日間への短縮及び当該添加物を給与した鶏に対するMRLs(肝臓:1.0mg/kg、腎臓:0.8mg/kg、筋肉:0.5mg/kg及び皮/脂肪:1.0mg/kg)の設定を求める申請書を提出した。この認可保持者は、申請の妥当性を裏付けるための関連データを提出した。
3. 欧州食品安全機関(EFSA)は、2013年9月12日の意見書において、(1)給与休止期間を3日間から0日間に短縮する変更によって消費者の安全を損なうことはない、(2)提出された新しいデータによって、MRLsの設定が不要であることが確認されると結論づけた。しかし、実行可能な規制を目的として、申請者の提案通りにMRLsを設定することが適当であると考えられた。
 以上の経緯及び観点から、委員会施行規則(EU) No 291/2014に従い、規則(EC) No 1289/2004に記載されていた給与休止期間を3日間とする規定が削除され、肝臓及び皮/脂肪:1
,000μg/kg湿重量、腎臓:800μg/kg湿重量、筋肉:500μg/kg湿重量のMRLsが設定されることになった。委員会施行規則(EU) No 291/2014は、官報掲載の20日後に発効する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=OJ:JOL_2014_087_R_0087_01&from=EN
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