食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04010420149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食肉の貯蔵及び搬送におけるコールドチェーン維持に関連した公衆衛生リスクに関する科学的意見書、Part1(国産有蹄動物の食肉)を公表
資料日付 2014年3月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月27日、食肉の貯蔵及び搬送におけるコールドチェーン維持に関連した公衆衛生リスクに関する科学的意見書、Part1(国産有蹄動物の食肉)を公表した(81ページ、2014年3月6日採択)。
 牛肉、豚肉、めん羊と体の冷却管理体制の公衆衛生上潜在するリスクに対する効果を評価する上で、サルモネラ属菌、ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)、リステリア・モノサイトゲネス、エルシニア・エンテロコリチカは最適な病原性微生物である。さらに、大半の微生物汚染はと体の表面で起きているので、表面温度のみが微生物増殖の適当な指標となっている。温度時間冷却シナリオでのこれら4病原体(VTECには大腸菌モデルを使用)の増殖は商業用と畜場データを用いて推定され、微生物学的予測モデルが発表された。
 モデルのアウトプットからは、と畜場でのと体の目標温度は、更なる細菌増殖が起きなかった様々な搬送の時間を組合せても、(中心部を含む)と体全体温度を7℃とする現在の規定よりも高く設定することが可能であることが示された。と畜場においてと体の中心温度を7℃に冷却した時に生じた病原体の増殖と同等又はそれ以下となった搬送と体の最高表面温度と最長冷却及び搬送時間の組合せが提示された。
 その組合せの例として、1.冷と体表面温度 5℃(10時間)、搬送時 5℃(45時間)、2.冷と体表面温度 6℃(9時間)、搬送時 5℃(46時間)、3.冷と体表面温度 6℃(9時間)、搬送時 6℃(37時間)、4.冷と体表面温度 7℃(8時間)、搬送時 6℃(38時間)、5.冷と体表面温度 8℃(7時間)、搬送時 7℃(1時間)が挙げられるが、他の同様なシナリオも可能である。
 当該意見書は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3601.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3601.htm
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