食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04000870343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、ノロウイルスが疑われる集団食中毒速報を発表
資料日付 2014年3月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は3月7日、週刊疫学状況報告Point epidemio、ミディ・ピレネー地域圏版、2014年3月7日号において、2月にサッカー選手トレーニングセンターで発生した集団食中毒(CFTI)速報を掲載した。その概要は以下のとおり。
 オート・ガロンヌ県庁から2月14日、トゥールーズ(Toulouse)地域のサッカー選手トレーニングセンターで集団食中毒が発生している可能性があるとしてミディ・ピレネー地域圏保健局(ARS)に調査の要請があった。2月13日から14日にかけての夜にサッカー研修生20人が消化器系のさまざまな症状(嘔吐、嘔気、下痢)が出て救急医療サービス(SAMU)を受けた。そのうちの3人はSAMUによって更にトゥールーズの大学病院センター(CHU)に搬送された。患者全員が2月13日に共通の夕食をとっていた。
 ARSは最初の調査を実施し、これらのサッカー研修生が2月12日にモンペリエ地域のトレーニングセンターで他のサッカーチーム(165人)と一緒に昼食をとっていたことが明らかになった。これらの中にも少なくとも20人が同様の症状を発症していることが特定された。
 ミディ・ピレネー地域圏ARSと地域圏疫学調査局(Cire)は、このアウトブレイクと2月12日の食事との関係があるとの仮説を裏付け、このアウトブレイクの拡大又は再発のリスクを予防する管理措置を取るために、このアウトブレイクを特定するための合同調査を実施した。
 調査で、患者の48人が2月12日の食事をとっていることが判明した。2月12日の食事をとった人の発病率は51%であった(この食事をとった人数の半分)。この最初の調査結果で、モンペリエでの合同トレーニング参加と関連したウイルス(カリシウイルス、ノロウイルス)が原因の集団食中毒であるとの仮説が確認されるであろう。
 報告書(14ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.invs.sante.fr/fr/content/download/85321/313398/version/164/file/pe_mp_070314.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/fr/Publications-et-outils/Points-epidemiologiques/Tous-les-numeros/Midi-Pyrenees/2014/Surveillance-sanitaire-en-region-Midi-Pyrenees.-Point-epidemiologique-au-7-mars-2014
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