食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03990750149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、人獣共通感染症に係るファクトシート「食品由来人獣共通感染症」を公表 |
資料日付 | 2014年2月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月21日、人獣共通感染症に係るファクトシート「食品由来人獣共通感染症」を公表した(4ページ、英独仏伊語版)。内容の概要は以下のとおり。 1.人獣共通感染症とは何か 調査では、ヒトの感染症の3分の1から半数は人獣共通感染症であり、動物から感染したものであることが示されている。また、過去10年間の新興感染症(ウエストナイル熱など)の約75%は動物又は動物由来製品が原因となっている。 2.食品媒介人獣共通感染症とは何か 欧州連合(EU)で最も一般的な食中毒原因微生物は、カンピロバクター、サルモネラ属菌、大腸菌である。食中毒の原因となる微生物の多くは、健康な食料生産動物の腸管内に存在している。農場から食卓まで汚染リスクが存在するため、フードチェーン全体の予防と管理が求められる。 3.EUの食品媒介人獣共通感染症対策におけるEFSAの役割は何か ・年間モニタリング ・リスク要因分析 ・リスク評価 ・低減措置のための勧告及び助言 4.サルモネラとの戦い:EUにおける協力体制 2003年、EUは人獣共通感染症管理計画を拡大し、サルモネラを最優先することに決定した。全加盟国で家きん類のサルモネラ管理プログラムが実施された。家きん群(採卵鶏、肉用鶏、七面鳥)及び豚群でのサルモネラ低減に対象が絞られた。 EU及び加盟国による協力体制によって、サルモネラ症患者数は2004~2009年の5年間におよそ半数に減少した。 5.食品媒介人獣共通感染症に対する主要な組織との連携 ・人獣共通感染症に関するデータ収集のネットワーク ・生物学的ハザードパネル及び動物衛生及び福祉パネルによるリスク評価の実施、EUリスク管理機関への科学的助言 6.薬剤耐性に関する合同報告書 2011年より、EFSAと欧州疾病予防管理センター(ECDC)はヒト、動物及び食品に影響を及ぼす人獣共通感染症細菌における薬剤耐性について、年次合同報告書をまとめている。動物及び食品中に存在する人獣共通感染症細菌に薬剤耐性が生じた場合は、ヒト及び動物の感染症に効果的な治療法が効かなくなる可能性がある。EFSAは、薬剤耐性菌がヒトへ伝播する媒介としての食品の役割に関してリスク評価を実施している。 当該ファクトシートの英語版は以下のURLから入手可能。 https://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/corporate_publications/files/factsheetfoodbornezoonoses2014_en.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/topics/factsheets/factsheetfoodbornezoonoses2014 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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