食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03990540294
タイトル 世界保健機関(WHO)、鳥インフルエンザA(H10N8)ウイルスによる感染者情報を更新(2月25日付)
資料日付 2014年2月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は、鳥インフルエンザA(H10N8)ウイルスによる2月25日現在の感染者情報を更新した。概要は以下のとおり。
【発生状況】
 前回(1月24日)の更新以降、新たに2人の感染届出が中国からあった。患者はいずれも江西省在住。1人は55歳の女性で、重い肺炎を発症して入院した(1月15日)。発病の4日前に生きた家きんの市場へ行っていた。もう1人は75歳の基礎疾患のある男性で、入院の4日後に死亡した(2月8日)。この男性も発病前に生きた家きんとの接触があった。
 2014年(原文のまま)12月以降、中国からA(H10N8)ウイルスによるヒトの感染症例を3件受理したが、3件とも江西省で発生している。
 分離したウイルスの遺伝子情報から、全ての遺伝子が鳥由来で、内部遺伝子は現在中国で広範に循環しているA(H9N2)ウイルス由来だった。このウイルスは、抗ウイルス剤のノイラミニダーゼ阻害クラスに感受性である。
【鳥インフルエンザA(H10N8)ウイルスに係る全般的公衆衛生リスク評価】
 現下の疫学情報では患者相互間の結びつきはないとみられる。当該地域における同ウイルスの有病率及び分布は限定的であることから、公衆衛生への影響を評価することは難しい。ヒトが接触する鳥の集団にウイルスが循環しているとすれば、更なる感染症例も生じ得る。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_25Feburary14.pdf?ua=1
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