食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03980890482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、一般向けの月刊ニュースレター「Food Safety Focus」2014年2月号を発行
資料日付 2014年2月19日
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分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは2月19日、中国語・英語併記による月刊ニュースレター「Food Safety Focus」の2月号(第91号、PDF版4ページ)を発行した。概要は以下のとおり。
1. 注目の出来事:コーラ飲料中の4-メチルイミダゾール(4-MEI)
 2014年1月、米国の消費者雑誌が同国で販売されているコーラ類飲料には依然として4-MEIが含まれているとの調査結果を掲載した。この報道により、コーラ飲料中に汚染化学物質4-MEIが含まれるという問題が再び注目を浴びている。
(1)食品中の4-MEI
(2)健康への影響
(3)法的規制
(4)業界への助言
(5)市民への助言
2. 食品安全プラットフォーム:家庭での加熱調理法と食品安全
 家庭で一般的な8種の加熱調理法が表になっており、それぞれの過程で生じる汚染物質が表で示されている(方法、温度、時間、注意すべき主な汚染物質、野菜中の水溶性ビタミンの残存可否の順に記載)。
(1)炒める:約160-240℃/短い/野菜中のアクリルアミド/可
(2)(オーブンで)焼く:約150-230℃/長い/脂肪の多い肉類中の多環芳香族炭化水素類(PAHs)及びコレステロール酸化物質(COPs)/否
(3)揚げる:約160-200℃/短い/野菜中のアクリルアミド(特にジャガイモ製品)、再利用食用油中のPAHs、肉類及び動物油脂中のCOPs/否
(4)(フライパンで)焼く:約150-200℃/短い/肉類中のヘテロサイクリックアミン(HCAs)/否
(5)煮る:約100℃/中程度/湯がく・ゆでることで汚染物質が生成することはほとんどない、動物油脂を含む鍋料理を繰り返し煮立たせるとCOPsが生成することがある/否
(6)蒸す:約100℃/中程度/汚染物質が生じることはほとんどない/可
(7)煮込む:約80-100℃/長い/脂肪が多い肉類を長時間加熱するとCOPsが生じることがある/否
(8)湯煎にして温める:約60-100℃/長い/湯煎にかける食材の多くが赤身肉・果物・生薬のため生成するCOPsの量はごくわずかである/否
3. 食品事故ハイライト
(1)家きん及び家きんの卵の調理における安全措置
(2)アメリカナミガイ中の麻痺性貝毒とヒ素
 2013年12月、食物安全センターは食品事故サーベイランスシステムを通して、中国が米国の一部水域からの二枚貝の輸入を禁止するとの情報を得た。原因は、米国から輸入されたアメリカナミガイ1ロットから検出された麻痺性貝毒及びヒ素が中国の基準値を上回ったからである。同センターが香港の小売店からアメリカナミガイ12検体を採取し、麻痺性貝毒及びヒ素の検査を行ったところ、すべて合格だった。
4. リスクコミュニケーション関連業務の概要
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/files/FSF91_2014_02_19.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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