食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03980800295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、Codex委員会(Codex)がスパイス・ハーブ業界の活性化のための新たな品質基準の設定を検討する旨を公表
資料日付 2014年2月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は2月11日、Codex委員会(Codex)がスパイス(香辛料)・ハーブ(香草)業界の活性化のための新たな品質基準の設定を検討する旨を公表した。概要は以下のとおり。
 ハーブ・スパイス業界は、アジア地域などにおける経済成長や、ハーブ・スパイス類の健康及び料理面での便益が広く認識されるようになったことを背景に、この数十年間で急成長している。成長に伴い貿易及び品目もこれまでにないほどに多様化していることへの対応として、Codexは昨年、Codexスパイス・料理用ハーブ部会(CCSCH)を設立した。この部会の初会合が2月11日~14日に南インドのKerala州Kochi市で開催される。
 この新しい部会は、インドが主催国となり、最も重要なスパイス類及び料理用ハーブの多くについて、世界に通用する品質規格の促進に責任をもって対応する。
 Codexは、新たに規格を設けることにより、スパイス類及びハーブ類の安全で質のよい公正な貿易に寄与したいと考える。国際的に是認された明確な規格が設定されれば、消費者は安心して安全なスパイス類及びハーブ類を購入することが可能となる。
 新しい部会は、世界中で最も重要なスパイス類である黒コショウ、バニラ及びナツメグ、また、ローズマリー、タイム及びバジルなどのハーブ類の多くについて、世界規模での品質規格を設定する努力を引き続き行う。
 スパイス及びハーブ植物は、種子、実、葉や茎、花や蕾をはじめ、根や地下茎、樹皮及び樹脂に至るまで、あらゆる部分が、多様な形での製品化が可能である。その結果、各製品の販売形態も、生鮮、冷凍、乾燥、丸ごと又は細かく砕いた状態、蒸留法による精油又は溶媒抽出によるオレオシン(含油樹脂)など、多様性を伴う。このように、副産物及び利用形態が多岐にわたることから、国際規格の必要性は明白である。
 一部のスパイス類及びハーブ類に関する規格は既にあるが、丸ごと及び細かく砕いた状態のスパイス類及び料理用ハーブ類については、製品仕様及び統一された品質基準などを規定する国際機関は存在しない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL http://www.fao.org/news/story/en/item/213612/icode/
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