食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03980540160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、スコットランドにおける貝類の採捕業者及び加工業者向けの指針に関する意見募集を公表 |
資料日付 | 2014年2月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は2月14日、スコットランドにおける貝類の採捕業者及び加工業者向けの指針に関する意見募集を行う旨を公表した。概要は以下のとおり。 FSAは、スコットランドにおける貝類の採捕業者及び加工業者向けの自然毒管理指針素案に関する意見募集を開始した。 スコットランドは、欧州でも微生物に汚染されていない清浄な水域を有するが、その水域の貝類は、天然由来で藻毒を発生しやすい。過去10年間に、貝毒による集団食中毒の発生が2件確認されている。いずれもスコットランドの産品の摂取が原因であった。また、これらの事例では70人以上が下痢性貝毒(DSP)中毒の症状を訴えた。これらは、優れたリスク管理戦略がとられていたならば予防が可能であった。 2013年のDSP集団食中毒を受け、FSAは、適正な指針が2014年4月までに地方自治体及び食品事業者に確実にいきわたるよう専心してきた。理解しやすいリスク管理ツール形態でのツールキットを供給することを意図している。これにより、事業者が自社製品に関する毒性リスクを管理できることになる。また、スコットランド産二枚貝の貝毒による食中毒の今後の発生を予防する一助としたい。 意見は2014年3月21日まで募集している。 当該素案によると、貝毒モニタリングにおける許容値は以下のとおりである。 ・記憶喪失性貝毒(ASP):20mg/1kgむき身(flesh) ・脂溶性毒素:1)オカダ酸(OA)/ディノフィシストキシン(DTX)群/ペクテノトキシン(PTX)群160μg/1kgむき身、2)アザスピロ酸(AZA)群160μg/1kgむき身、3)イエッソトキシン (YTX) 群3.75mg/1kgむき身。 ・麻痺性貝毒(PSP):800μg/むき身。 当該素案「貝毒のリスク管理:採捕業者及び加工業者のためのガイドライン」(32ページ)は以下のURLから入手可能。。 http://multimedia.food.gov.uk/multimedia/pdfs/consultation/shellfishtoxins-guide-draft.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/scotland/news-updates/news/2014/feb/shellfish-toxin-consultation |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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