食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03980420470 |
| タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、インフルエンザA(H7N9)の疫学情報を更新 |
| 資料日付 | 2014年2月7日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は2月7日、インフルエンザA(H7N9)の疫学情報を更新した。 1．2013年3月以降、2014年2月7日までに報告された感染者は、確定症例308人となっている：中国浙江省（122人）、広東省（54人）、上海市（42人）、江蘇省（36人）、福建省（19人）、湖南省（7人）、江西省（5人）、河南省（4人）、安徽省（4人）、北京市（3人）、山東省（2人）、河北省（1人）、広西チワン族自治区（2人)、貴州省（1人）、香港(4人）、台湾(2人）。加えて、北京では不顕性の1患者からウイルスが検出されている。 2．2013年10月15日以降、173人の患者が報告されている：浙江省(76人）、広東省(53人)、福建省(14人)、江蘇省(9人)、上海市(8人)、湖南省(4人)、北京市(1人)、広西チワン族自治区(2人)、貴州省(1人)、台湾(1人)、香港(4人)。大部分の患者が重症呼吸器疾患を発症している。少なくとも63人が死亡していることがわかっているが、当情報は組織的に世界保健機関（WHO）又はECDCに報告されたものではない（致死率20.5%)。患者の平均年齢は55.5歳、年齢幅は2～91歳、患者308人中女性は100人で、5人が性別不明である。 3．中国では発病のピークが2つあり、年齢性別の分布は2つのピークであまり変わらない。年齢性別が明らかな第1ピーク（～2013年5月)の130人の患者では、男性が70％(91人)、女性が30％（39人)、第2ピーク（2013年10月～）の173人の患者では男性が65％(112人)、女性が35％(61人)となっている。 4．第1ピークでは135人の患者のうち43人が死亡（致死率32％）、第2ピークは173人の患者中20人が死亡（致死率11.6％）となっている。第1ピークについては入院日数や重症度に関するデータが不足しているが、第2ピークでは171人に入院歴があり、149人が報告時点で重症又は重体となっている。 5．小さな感染集団（クラスター）が少数検出されているが、大半が散発的に発生しており、これらの患者間に疫学的関連性はない。小感染集団でのヒトからヒトへの偶発的な感染は排除できないが、持続的なヒトからヒトへの感染は確認されていない。また、軽症患者も数人検出されている。 6．大部分のA(H7N9)感染者は家きん類か生鳥市場との接触歴がある。最も妥当性のある根本的なシナリオは中国東部の家きん類に人獣共通感染症の鳥インフルエンザがまん延しているということである。疾病の深刻度及びヒトに汎発する可能性のあるウイルス遺伝子の特性から、ヒトにとって非常な脅威である。 7．ECDCは今後もA(H7N9)情報の新たな展開に対して監視を継続する。今年1月27日に更新されたECDCの緊急リスク評価書は有効である。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| 情報源（報道） | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| URL | http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?List=8db7286c%2Dfe2d%2D476c%2D9133%2D18ff4cb1b568&ID=950&RootFolder=%2Fen%2Fpress%2Fnews%2FLists%2FNews&Source=http%3A%2F%2Fwww%2Eecdc%2Eeuropa%2Eeu%2Fen%2FPages%2Fhome%2Easpx&Web=86661a14%2Dfb61%2D43e0%2D9663%2D0d514841605d |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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