食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03980360294
タイトル 世界保健機関(WHO)、中国の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染情報を更新(2月14日付)
資料日付 2014年2月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は2月14日、中国の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
1. 中国国家衛生・計画出産委員会からラボ確定症例計7人の届出があった(2月11日5人、12日2人)。
(1) 2月11日:男性3人女性2人で年齢は5歳~67歳、発生地は浙江省(3人)、安徽省(1人)、広東省(1人)、で、1人が死亡、2人が重体、1人が重症、1人が回復。5人中4人が家きん又は生きた家きん市場との接触があった。
(2) 2月12日:2人とも男性で年齢は23歳と70歳、発生地は浙江省と湖南省で、1人が重体、1人が重症。2人とも生きた家きんとの接触があった。
2. 香港衛生署衛生防護センターから2月12日、ラボ確定症例計1人の届出があった。65歳男性で、家族と広東省へ旅行中に発病し、現在重体。
 これまでのところ、持続的なヒトからヒトへの感染を示す証拠はない。
【ヒトの散発的症例】
 中国本土から香港へ持ち込んだ生きた家きんからA(H7N9)が検出されたとの届出があり、生きた家きんにウイルスが拡散している可能性があるが、現時点で国を越えてヒトや動物を介してウイルスが拡散していることを示すものはない。ただ、感染しても家きんは徴候を呈さないため、サーベイランスの続行が必要。感染地域を訪問した旅行者が帰国後発病することがあるが、ウイルスにはヒトからヒトへ容易に感染する能力がないため、共同体レベルでの拡散は生じそうにない。ウイルス自体が有効なヒト・ヒト感染に適応するようになるまでは、旅行者によるウイルスの国際的な拡散リスクは低い。全体としてのリスク評価に変更はない。また、旧正月に伴い家きんの取引・輸送が増えると見込まれるため、患者の発生地やおそらく近接地でも散発的なヒトの感染症例が出るものと予想される。
【WHOの勧告】変更なし
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/2014_02_14/en/index.html
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