食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03980230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料でアクティブパッケージングに使用する有効成分のエリソルビン酸ナトリウム等の安全性評価の科学的意見書を公表
資料日付 2014年2月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月12日、食品接触材料でアクティブパッケージング(訳注:容器の内部に侵入してくる酸素を積極的に除去する)に使用する有効成分のエリソルビン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸鉄(Ⅱ)、活性炭、セルロース、水酸化カルシウム、塩化カルシウム及び水の安全性評価の科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、食品を包装する際、上部にできた空間から酸素の吸収及び空間への二酸化炭素の放出のために小袋に詰められた混合物中で使用する有効成分のエリソルビン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸鉄(Ⅱ)、活性炭、セルロース、水酸化カルシウム、塩化カルシウム及び水を取り上げる。
 この処方の成分のすべては、評価され、プラスチック製の食品接触材料中の添加物又は食品添加物としての使用が認可されている。カルシウム、鉄及びナトリウムイオンの移行は検出されなかった。二酸化炭素以外の揮発性有機化合物は、0.5μg/Lである検出限界値(LOD)で、検出されなかった。
 CEFパネルは、食品へ混合物の成分が物理的に放出するのを防ぐ小袋中で、酸素の吸収及び二酸化炭素の放出に使用する場合には、エリソルビン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸鉄(Ⅱ)、活性炭、セルロース、水酸化カルシウム、塩化カルシウム及び水の使用は、安全性の懸念を引き起こさないと結論づけた。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.4/2014(2014.2.19)P8
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3571.htm
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