食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03950690314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ウイルス性食中毒予防のための消費者向けリーフレットを公表
資料日付 2013年12月16日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は12月16日、ウイルス性食中毒予防のための助言を含む消費者向けのリーフレットを公表した。概要は以下のとおり。
 食品に含まれるウイルス及び他の病原体への感染を予防するためには、食品が衛生的に調理されることが重要である。
 また、一部の食品は生での摂取を避けるべきである。BfRは、ウイルス性食中毒予防についての新たな消費者向けの助言を含む最新版のリーフレットを作成した。
 ヒトのウイルスへの感染は、多くの場合、感染者又は感染動物との直接接触によって生じる。しかし、特にノロウイルス、ロタウイルス及びA型・E型肝炎ウイルスは、食品経由でも感染する場合がある。常に問題となる食品としては、特に冷凍ベリー類、カキ類及び他の二枚貝類があげられる。対照的に、ドイツで流通している生鮮ベリー類による集団食中毒は、今のところ発生していない。冷凍工程でベリー類に水が加えられることから、そのことが汚染経路のひとつと考えられる。したがって、BfRは、冷凍ベリー類、カキ類及びその他の二枚貝類を生で摂取しないよう助言する。食肉及び内臓についても、安全性を考慮すれば、加熱調理を行った後に摂取すべきである。
 また、複数の試験結果では、肝炎ウイルス及びノロウイルスは食品中の他のほとんどの病原体よりも熱に強いことが示されている。それでも、食品を摂取する前に、加熱調理やフライにより均等で完全に加熱することが、ウイルス性食中毒のリスクを低減させる適切な方法であると思われる。ただし、電子レンジなどを用いた短時間の加熱では不十分な場合がある。食品の急速冷凍でもウイルスは死滅しない。
 当該リーフレット(ドイツ語、4ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/350/verbrauchertipps-schutz-vor-viralen-lebensmittelinfektionen.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2013/33/invisible_enemies___tips_to_ensure_that_viruses_don_t_spoil_your_appetite-188675.html
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