食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03950470294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスによる感染者情報を更新(12月10日付) |
資料日付 | 2013年12月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスによる12月10日現在の感染者情報を更新した。概要は以下のとおり。 2003年以降2013年12月10日までに、15か国から計648人のA(H5N1)ウイルス感染確定症例の届出があり、このうち384人が死亡している。前回(10月7日)の更新以降、新たに確定患者7人の届出がカンボジア(6人)とインドネシア(1人)からあった。 カンボジアでは2013年の発生率が上昇した(2005年~2012年の計21件に対し2013年だけで26件発生)。理由としては、サーベイランス及び医師の認識が向上したことと、家きんにおけるウイルス循環が増えた可能性が考えられる。しかし2013年の死亡率は減った(2012年以前の90%に対し54%)。 2012年以前のカンボジアではH5N1のクレード1.1ウイルスが主流であったが、2013年に入ってからヒト及び鳥から分離したウイルス株を解析した結果、クレード1.1ウイルスとクレード2.3.2.1ウイルスの再集合体から生じた新たなH5N1の遺伝子型が出現していることが明らかになった。この再集合ウイルスの出現と2013年における症例数増加の関係はまだ解明されていない。 今回届出のあった7件の症例はいずれも散発的なもので、共同体レベルで感染が生じた証拠はない。カンボジア及びインドネシアともA(H5N1)ウイルスが家きん間で広く循環しているため、今後更に散発的な感染や小規模クラスターでの発生が予想される。 インフルエンザウイルスが家きんに循環している状況下では、特に家で飼っている家きんが感染している場合、接触したヒトでの散発的な感染や小規模クラスターでの感染が常に生じ得る。とは言え現在のところ、A(H5N1)ウイルスはヒト間では容易に伝播しないとみられるため、共同体レベルでの拡散リスクは依然低い。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_16December13.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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