食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03950430450
タイトル Eurosurveillance:「2011年10~11月にドイツとオランダで発生した緑豆もやしに関連するサルモネラ・ニューポート感染事例」
資料日付 2014年1月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance ( Volume 19
, Issue 1
, 09 January 2014)に掲載された論文「2011年10~11月にドイツとオランダで発生した緑豆もやしに関連するサルモネラ・ニューポート感染事例 (An outbreak of Salmonella Newport associated with mung bean sprouts in Germany and the Netherlands
, October to November 2011)、著者C Bayer(Robert Koch Institute、ドイツ)ら」の概要は以下のとおり。
 2011年10~11月にドイツでは最も大規模なSalmonella Newport集団感染が記録された(n=106)。オランダでは20人の関連症例が報告された。集団感染調査では、疫学解析研究、ヒト及び食品分離株の分子タイピング、食品の遡り調査等が実施された。オランダのもやし生産業者(生産者A)の緑豆スプラウト検体から不特定のサルモネラ属菌が検出され、ドイツのもやし配送業者の定期検体検査ではS.Newportに汚染された緑豆もやしが検出された。よって、我々はもやしが運搬車によって汚染されたとする仮説を検証した。
 症例対照研究では、50人の成人のS.Newport感染者と45人のS. Enteritidis感染者を、発症前の3日間に摂取した食品について比較した。多変量ロジスティック回帰分析法から、S.Newport感染に有意に関連しているのはもやしの摂取のみであった(オッズ比18.4、95%信頼区間 2.2~150.2)。ヒト分離株の分子型別パターンは、緑豆もやしのそれと区別がつかないものであった。もやしの遡り調査によって配送業者とオランダの生産者Aが導き出された。
 もやしは微生物に汚染されている頻度が高く、消費者は生や加熱不十分なもやしを喫食することには健康リスクがあることに注意する必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20665
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