食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03940530500
タイトル スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)、スペインにおける伝達性海綿状脳症(TSE)に関する疫学報告書 2012年を公表
資料日付 2013年12月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)の動物衛生警戒システム(Red de Alerta Sanitaria Veterinaria:RASVE)は、スペインにおける伝達性海綿状脳症(TSE)に関する疫学報告書 2012年を公表した。概要は以下のとおり。
1. 牛海綿状脳症(BSE)
(1) 2012年1月~12月に、計6頭のBSE感染牛が報告された(定型BSE3頭、非定型BSE3頭)。(検体日付による)
(2) 2012年のBSE感染牛は以下の通り。
1)アストゥリアス州アストゥリアス県ナビア/確認日2012年5月4日/採取日2012年4月20日/1999年3月4日出生/定型
2)エストレマドゥーラ州カセレス県トゥルヒージョ/確認日2012年7月12日/採取日2012年7月2日/1995年6月1日出生/非定型
3)ガリシア州ポンテベドラ県Dozon/確認日2012年8月14日/採取日2012年7月22日/1999年3月20日出生/非定型
4)ガリシア州ポンテベドラ県ロデイロ/確認日2012年8月16日/採取日2012年8月4日/2000年4月15日出生/定型
5)アストゥリアス州アストゥリアス県カブラレス/確認日2012年8月29日/採取日2012年8月21日/2005年2月12日出生/非定型
6)ガリシア州ルーゴ県Paradela/確認日2012年9月27日/採取日2012年9月18日/1995年6月30日出生/定型
(3) 2011年の同期間には定型BSE感染牛6頭が報告されており、2012年に報告された定型BSE感染牛の頭数は50%減少した。2000年以降の感染牛は、計789頭。
(4) 牛318
,186頭が検査され、その多くは健康と畜牛であった(255
,841頭)。
(5) 4頭の陽性牛は健康と畜牛から検出された。しかしながら健康と畜牛の群は検査総数の80.4%であることに留意しなければならない。
(6) 2012年の定型BSE陽性牛の最高齢は1995年6月出生、最若齢は2005年2月出生で非定型BSEであった。
(7) BSE感染牛の品種は、Rubia gallega種3頭、フリゾナ種1頭、Asturiana de la montana種1頭、交雑種1頭であった。
2. スクレイピー
(1) 2012年に、計29頭のスクレイピー感染が報告された。(検体日付による)
(2) 種別では、めん羊23頭、山羊6頭であった。
(3) 感染した29頭のスクレイピー型は、定型10頭、非定型19頭であった。
(4) 2001年~2012年の感染頭数は、合計377頭である。
(5) 35
,243頭が検査された。検査頭数及び陽性頭数の多くは、食用とはならない死亡動物又は殺処分された動物であった(検査頭数17
,885頭、そのうち27頭が陽性)。
(6) めん羊における定型スクレイピー根絶の手段としての遺伝子型は、ARQ及びARR対立遺伝子が大部分を占めた。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)
情報源(報道) スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)
URL http://rasve.mapa.es/Recursos/Ficheros/Historico/84_RESUMEN%20INFORME%20FINAL%20EPIDEMIOLOGICO%20EETs%202012.pdf
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