食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03940050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、野菜類中の硝酸塩濃度に対する食品加工の影響について外部委託した科学的報告書を公表
資料日付 2013年12月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月5日、野菜類中の硝酸塩(nitrate)濃度に対する食品加工の影響についてスロベニアのマリボル大学(University of Maribor)に外部委託した科学的報告書(2013年11月26日受理、150ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 硝酸塩は、窒素循環の一部として自然に存在する化合物であり、認可されている食品添加物でもある。野菜類は、私たちの栄養摂取における硝酸塩の主要な供給源であるが、硝酸塩の含有量は、野菜の種類や環境的及び農学的要素に左右される。野菜の硝酸塩含有量は、外的要因のほかに、野菜を食品に調理するための台所における加工技術(processing techniques: PTs)によって影響され得る。
2. 本研究において、我々は、レタス、ほうれんそう、ばれいしょ、グリーンピース、にんじん、赤かぶ、キャベツ、白菜及びズッキーニにおける硝酸塩含有量に対する台所における一般的なPTsの効果を調べた。生の試料と加工済みの試料の間における硝酸塩含有量の変化を、冬季及び夏季の収穫期、栽培方式並びに野菜の種類に関して可能な場合には、統計的に評価した。
3. 全般的に、台所における一部のPTs(茹でる、洗う)は、野菜の種類に関係なく硝酸塩含有量を減少させた。漂白及びピューレ加工は、検査したすべての野菜の加工中に硝酸塩含有量を減少させた。対照的に、一部の加工技術(揚げる、炒める、直火焼き)は、硝酸塩含有量を増加させた。収穫期及び栽培方式は、生の野菜における硝酸塩含有量に影響したが、加工中における硝酸塩含有量の変化に対しては重要でないことが一般的に認められた。
4. 加工中における硝酸塩含有量の低減が最も多い野菜の種類を突き止めるために、更なる調査が必要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/514e.pdf
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