食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03930480470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)の最新の疫学状況を公表
資料日付 2013年11月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は11月25日、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)の最新の疫学状況を公表した。
 2012年6月、健康体の60歳男性が致死的な呼吸器疾患症例としてサウジアラビアから報告された。この原因はその後、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)と命名された新型コロナウイルスであると特定された。
 2013年11月22日までにMERS患者は160人報告されている。全症例が、中東で発生又は中東での一次感染者と直接関連性があった。中東地域の感染者はサウジアラビア130人(うち死亡55人)、ヨルダン2人(2人)、カタール7人(3人)、アラブ首長国連邦6人(2人)で、加えて11月第2週には新規地域のオマーン1人(1人)、クウェート2人(0人)が報告された。中東以外では12人の感染者が報告されている。内訳は、英国4人、イタリア1人、フランス2人、ドイツ2人、チュニジア3人。
 11月になってスペインで2人のほぼ確定症例が報告された。2人ともサウジアラビアへの渡航歴があった。現在確認検査中である。検査結果が確定していないほぼ確定症例はフランス、イタリアでも報告がある。
 2013年11月22日時点では、全患者の死亡率は43%であり、年齢とともに上昇している。男女比は2:1である。155人の症例について、年齢の中央値は52歳、19歳以上の症例は142人(91.6%)となっている。
 アラビア半島での最近の症例は、ラクダや動物への暴露が報告されている。この発見の有意性は現時点では不明である。最近確認された患者の1人は、その後のPCR法によるスクリーニング検査でMERS-CoV陽性が出たラクダを所有していた。このことはこの深刻な疾病が人獣共通感染の可能性を示す更なる証拠となるかもしれない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?List=8db7286c-fe2d-476c-9133-18ff4cb1b568&ID=913&RootFolder=%2Fen%2Fpress%2Fnews%2FLists%2FNews&Source=http%3A%2F%2Fwww.ecdc.europa.eu%2Fen%2Fpress%2Fnews%2FPages%2FNews.aspx&Web=86661a14-fb61-43e0-9663-0d514841605d
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