食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03920750149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用サイレージ添加物としてのLactobacillus plantarum(ATCC 55058株及びATCC 55942株)及びPediococcus acidilactici(CNCM I-3237株)の有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年10月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月31日、全動物種用サイレージ添加物としてのLactobacillus plantarum(ATCC 55058株及びATCC 55942株)及びPediococcus acidilactici(CNCM I-3237株)の有効性に関する科学的意見書(2013年10月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、2010年にLactobacillus plantarumの18株及びPediococcus菌の6株について、サイレージ生産のための飼料添加物として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表したが、限られたあるいは矛盾したエビデンスにより、L.plantarumの2株及びP.acidilacticiの1株については、有効性に関して結論づけることは不可能であった。
 申請者は、現行の意見書の対象であるこれらの株の有効性に関する補足データを提出した。
 評価中のこれら3株のそれぞれで新たに3件の試験が行われた。これらの試験では、研究所規模のサイロで、水溶性炭水化物の含量の異なる茎葉(forage)試料を使用した。処置された茎葉を貯蔵する複製サイロと、未処置の同一の茎葉を貯蔵する同一のサイロとが比較された。
 記録された応答の程度から、また、栄養価の保存に関する本質的なエビデンスがないことから、この2つのL.plantarum株に関するデータでは、全体的にみて、サイレージ生産に使用する場合に便益があるとの証拠はほとんど示されていない。
 P.acidilactici株は、最小用量5×10の7乗CFU(訳注:コロニー形成単位)/kg茎葉で、サイレージ化が容易、やや困難及び困難な材料において、pH値を低減し乾物の保存量を増大することによりサイレージ生産を改善する可能性がある。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.23/2013(2013.11.13)P10
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3436.pdf
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