食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03920740149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏及び離乳後の子豚に使用する飼料添加物としてのEconase GT(エンド-1 ,3(4)-β-グルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年10月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月30日、肉用鶏及び離乳後の子豚に使用する飼料添加物としてのEconase GT(エンド-1
,3(4)-β-グルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年10月9日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 全文は後日公表される。
 Econase GTは、所定の酵素活性を持つエンド-1
,3(4)-β-グルカナーゼを有する飼料添加物である。当該製品の産生菌株は遺伝子組換えのTrichoderma reeseiである。最終製品中には、産生菌株もその組換えDNAのいずれも検出されなかった。最終製品により、産生菌株の遺伝子組換えに関連する安全性への懸念は生じない。
 肉用鶏及び離乳後の子豚での許容試験では、最大推奨用量(30
,000BU(β-グルカナーゼ活性単位)/kg飼料)の133倍の超過量でも十分許容できると示された。「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該添加物は最大推奨用量で対象動物種に対して安全であると結論づける。
 Econase GTの最終製剤の調製に使用されるこの発酵産物は、細菌を使った復帰突然変異試験、チャイニーズ・ハムスターV79細胞でのin vitroの細胞遺伝子学的試験及びin vivoの骨髄小核試験で変異原性は示されなかった。
 亜慢性経口毒性試験で得られた結果では当該製品に関する懸念は示されなかった。したがって、当該発酵製品での毒性試験の結果に基づき、当該添加物は消費者の安全性への懸念とはならない。
 肉用鶏及び子豚での有効性試験では、当該添加物による対象動物種に対する有意な成果がみられた。FEEDAPパネルは、当該添加物は肉用鶏では20
,000BU/kg飼料、離乳後の子豚では10
,000BU/kg飼料での用量でそれぞれ有効である可能性があると結論づける。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.23/2013(2013.11.13)P11
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3432.pdf
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