食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03910920295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)の2011~2012年活動報告書を公表
資料日付 2013年10月21日
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概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は10月21日、国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)の2011~2012年活動報告書(INFOSAN Activity Report、46ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 2004年に設立されたINFOSANの加盟国(この報告書では、世界保健機関(WHO)又はFAOのいずれかに加盟している国を加盟国と言う)は、現在181か国である(加えて10の協力加盟国又は地域)。加盟国が、INFOSANのウェブ上のコミュニティーサイトへの登録を通して積極的に活動に参加することは重要である。
 2012年に立ち上げられたINFOSANのウェブ上のコミュニティーサイトは、新しいオンラインプラットフォームで、食品安全に関連する緊急事態、通常のサーベイランスデータ、集団食中毒から得られた教訓などの重要な情報をオンラインで交換できる信頼できるフォーラムを提供している。
 2011年及び2012年に、INFOSANは欧州委員会(EC)の食品及び飼料の早期警報システム(RASFF)などの海外ネットワークなどとのパートナーシップの構築に尽力した。
 また、INFOSANはFAO/WHOによる2種類の新しいガイドラインの普及への努力も行った。各国の政府が食品安全の緊急事態に備え、対応する一助となる一連のガイドラインである。当該ガイドラインでは、食品安全を脅かす緊急事態におけるリスク分析の原則の適用及び国家レベルでの食品リコール制度の策定及び改善を取り上げた。
 さらに、2012年にはアジアで初のINFOSAN地域会議が開催された。この会議の成果は、アジアの国々の間で、INFOSANへの参加を促進する地域方策が立てられたことである。今後、アジア以外の他の地域での同様の試みが推奨される。
 緊急事態への対応では、INFOSAN事務局は、2011年は46件、2012年は42件の事件で加盟国・地域と国際的組織との国を超えたコミュニケーションの促進を図った。INFOSANが関わった事件では生物学的ハザードが最多で、その中ではサルモネラ属菌が最多であった。果実及び果実製品、食肉及び食肉製品が関わった事件が多発し、また、事務局が積極的な対応を継続した期間は、事件1件につき平均20日間であった。
 INFOSANのイベントの大半が欧州及び米州の加盟国・地域に関連するものであった。次いで西太平洋地域、東南アジア、東地中海地域、アフリカの順であった。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL http://www.fao.org/fileadmin/user_upload/agns/pdf/Infosan/INFOSAN_Activity_Report_2011-2012_-_Final.pdf
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