食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03910350482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、香港の飲食店等で提供されるコーヒー及びミルクティー中のカフェイン含有量に関する調査結果を公表
資料日付 2013年10月15日
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概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは10月15日、香港の飲食店等で提供されるコーヒー及びミルクティー中のカフェイン含有量に関する調査結果を公表した。
 ここ一年、香港メディアがコーヒー中のカフェイン含有量を報じたことにより、市民はコーヒーの潜在的な健康影響に関心を寄せるようになった。これまで、香港のコーヒー及びミルクティー中のカフェイン含有量については詳細なデータがなかったことを考慮し、同センターは消費者委員会と合同で調査を行った。今回の研究の目的はこれら飲料中のカフェイン含有量に対する市民の認識を高め、彼ら(特にカフェインの影響を受けやすい人)の理解及び適切な選択を手助けするものである。
 一般の健康な成人については、バランスのとれた食事を保っていれば適量のコーヒーやミルクティーから摂取するカフェインが健康に悪影響を及ぼすことはない。しかし、子供、妊婦や授乳中の母親及びカフェインに敏感な人等、カフェインの影響を受けやすい集団はカフェインの摂取量に特に注意する必要がある。一般的に、妊婦や授乳中の母親はカフェインの摂取量を一日当たり200mg~300mg以内に、子供は一日当たり2.5~5mg/kg体重以内にすべきである。
 今回の研究では、飲食店等(ファーストフード、カフェ、レストラン、コンビニエンスストア等)で提供されるホットコーヒー及びミルクティー等80検体を購入し、カフェイン含有量を検査した。
 結果は以下のとおり(一杯当たりの含有量)。
1. コーヒー
(1)レギュラーコーヒー(20検体):平均値200mg/杯、実測値の範囲110~380 mg/杯
(2)エスプレッソ(12検体):平均値97mg/杯、実測値の範囲62~170 mg/杯
(3)カプチーノ(4検体):平均値110mg/杯、実測値の範囲55~160 mg/杯
(4)カフェラテ(4検体):平均値90mg/杯、実測値の範囲54~140 mg/杯
2. ミルクティー
(1)香港式ミルクティー(30検体):平均値170mg/杯、実測値の範囲73~220 mg/杯
(2)台湾式ミルクティー(10検体):平均値130mg/杯、実測値の範囲100~160 mg/杯
 今回の検査結果から、コーヒー及びミルクティー中のカフェイン含有量は比較的多いことが示されたため、同センターは子供の飲用は勧めないとしている。
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/programme/programme_rafs/programme_rafs_fci_01_04.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/programme/programme_rafs/programme_rafs_fci_01_04.html
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