食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03910340208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、フードサーベイランスニュースでニュージーランド第一次産業省(MPI)による「ガラナを含む食品中のカフェイン」と題する調査報告書を公表
資料日付 2013年10月23日
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概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は10月、サーベイランスニュースでニュージーランド第一次産業省(MPI)が「ガラナを含む食品中のカフェイン」と題して、豪州及びニュージーランドにおいて購入可能なガラナを含む食品中のカフェイン、テオブロミン及びテオフィリン量に関する調査報告書を公表した。
 調査報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/caffeine-guarana-containing-foods.pdf
 カフェインはコーヒー、紅茶、ココア及びガラナ(Paullinia cupana)などの植物に天然に存在し、弱刺激剤として安全な使用の長い歴史がある。アルコール飲料、カフェイン入り調合飲料(エネルギードリンク)、エネルギーショット、コーラタイプの清涼飲料水、スポーツ食品及び減量向け製品などのカフェイン入り製品が入手可能である。カフェインへの食事暴露はカフェイン入り製品における近年世界的に広がっている問題である。
 ガラナ種子から調製されたガラナ粉末又は抽出物は2~15%のカフェイン(乾燥重量ベース)及び0.2%未満のメチルキサンチン類のテオブロミン及びテオフィリンを含んでいる。ガラナ種子はコーヒー豆の約2倍のカフェインを含んでいる。食事暴露評価の根拠となる豪州及びニュージーランド両国の食品成分データベースの間に大きなデータギャップが確認された。紅茶、コーヒー、コーラ飲料、一部のエネルギードリンク及びチョコレートを含む製品など幅広い食品に含まれるカフェイン量に関する分析データは入手可能である。しかし、特に、カフェイン源としてガラナを含む食品に関するデータは非常に限られている。食事中のカフェインの正確な食事暴露評価を行うため、食事中のカフェインの重要な供給源に関する確固たる食品成分が必要とされる。
 目的
 このプロジェクトの目的は、豪州及びニュージーランドで2012年10月から11月に購入可能なガラナを含む食品及び飲料中のカフェイン、テオブロミン及びテオフィリン濃度に関する分析及び表示情報を提供することであった。
 結果
 58検体のそれぞれについて製品タイプ、容量、成分及びカフェインのラベル表示の情報及び測定したカフェイン、テオブロミン及びテオフィリン量を一覧表で示している。(例えば、エネルギードリンクNo.16:33.5mg/100ml(カフェイン)、0.76mg/100ml(テオブロミン)、0.03mg/100ml(テオフィリン)等)
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/science/monitoring/surveillance/pages/news/Default.aspx
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