食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03910120149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)は、香料グループ評価220改訂2(FGE.220Rev2):3(2H)-フラノン類の科学的意見書を公表
資料日付 2013年10月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月16日、香料グループ評価220改訂2(FGE.220Rev2):α
,β-不飽和ケトン類及び香料グループ評価19の化学サブグループ4.4の前駆物質類である3(2H)-フラノン類の科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、香料グループ評価220(FGE.220)のサブグループのFGE.19の4.4の10種類の香料物質の遺伝毒性の可能性を評価するよう要請された。
 FGE.220は、4.4a及び4.4bの2つのサブグループに分けられた。サブグループ4.4aは、5つの香料物質(FL-no: 13.089
, 13.117
, 13.119
, 13.157
, 13.175)を含み、サブグループ4.4bは、5つの香料物質(FL-no: 13.010
, 13.084
, 13.085
, 13.099
, 13.176)を含む。CEFパネルは、両方のサブグループで、利用可能なデータに基づき遺伝毒性を除外できず、したがって、追加の遺伝毒性のデータを要請した。
 香料グループ評価220改訂1において、CEFパネルは、新しく提出されたデータに基づき、サブグループ4.4bの香料物質には遺伝毒性の懸念はないと結論付けた。
 今回、香料業界はサブグループ4.4aの2つの代表する香料物質である2
,5-ジメチルフラン-3(2H)-オン(FL-no:13.119)及び4-アセチル-2
,5-ジメチルフラン-3(2H)-オン(FL-no:13.175)の追加の遺伝毒性の試験結果を提供した。新しいデータに基づき、CEFパネルは、香料物質FL-no:13.119は遺伝毒性に関して懸念を引き起こさないと結論付けた。香料物質FL-no:13.175は、遺伝毒性の懸念が除外できず、したがって、CEFパネルは、提出された小核試験を同じ試験条件を使い、代謝活性化系S-9混合物存在下で行う及び場合によっては試験条件の修正、又は肝臓の分析を含み、in vivoの小核試験及びコメットアッセイを組み合わせるかして、試験を繰り返すよう要請した。
 この実験の手法は、香料物質のFL-no:13.175で代表される、香料物質FL-no:13.089及び FL-no:13.117にも適用可能である。香料業界は、香料物質FL-no:13.157は香料業界では一般的ではなく、もはや使用されていないとした。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.22/2013(2013.10.30)P12
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3390.htm
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