食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03900220149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分のオレンジ油のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2013年2月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月11日、農薬有効成分のオレンジ油(orange oil)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2013年1月28日承認、55ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 抄録
 農薬有効成分のオレンジ油について、報告担当加盟国であるフランスの担当機関が実施した初期リスク評価をピアレビューした後のEFSAの結論を報告する。本ピアレビューの実施は、委員会規則(EU) No 188/2011によって要求された。本結論は、トマト及びズッキーニ(露地栽培、温室栽培、施設栽培)のコナジラミの幼虫及び成虫を防除する殺虫剤としてのオレンジ油の代表的用途の評価に基づいて出された。許認可のためのリスク評価において用いることが妥当であると結論づけられた信頼できる評価項目(ピアレビューされた申請書類の中の利用可能な試験及び文献から得た)を示す。許認可の枠組みに必要なものとして特定されながら欠落している知見を一覧表示し、懸念を特定する。
2. 有効成分
 オレンジ油は化学物質の複雑な混合物であり、主要成分は、D-リモネン(D-limonene)(IUPAC名は、(R)-4-イソプロペニル-1-メチルシクロヘキセン又はp-メンタ-1
,8-ジエン)である。
3. 哺乳動物毒性
 オレンジ油の参照値(一日摂取許容量(ADI)、急性参照用量(ARfD)及び許容作業者暴露量(AOEL))を算定するには、毒性学的データベースが不十分であった。オレンジ油は、食品中に天然に存在しているため、経口暴露の参照値は、植物保護用途を介した暴露量がヒト用食品を経た自然由来の推定バックグランド暴露量を超えた場合にのみ、必要になることが留意される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3090.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。