食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03890690482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、卵類とサルモネラ属菌感染に関する助言を公表
資料日付 2013年8月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは8月30日、卵類とサルモネラ属菌感染に関する助言を公表した。概要は以下のとおり。
 2010年から2012年の3年間で、飲食店関連の食中毒291件がサルモネラ属菌感染によるものとみられているが、そのうち83件(約30%)は卵及び卵製品が原因である。これらの食中毒事案によく見られる原因は二つあり、卵又は卵製品が十分に加熱調理されていなかったこと、原因食品に生卵が使用されていたことである。マンゴープリン、ティラミス、マヨネーズ等、生卵を材料とした食品はサルモネラ属菌に汚染されることがある。
 卵の内側と外側はどちらも病原体に汚染される可能性がある。卵殻が糞便に汚染された場合、卵殻上の気孔やひび割れた部分から細菌が内部に入ることがある。また、卵殻がまだ形成されていない段階で、感染した家きんの生殖組織から病原体が卵内に入ることもある。病原体に汚染された卵の外観は正常な卵と同じであるため、業界や市民は以下の事項に注意すべきである。
1. 業界への助言(省略)
2. 市民への助言
(1)卵類は信頼のおける供給業者から購入する。
(2)卵類の包装・ラベル上の賞味期限に注意し、卵は冷蔵庫に入れる。
(3)一般的に卵は洗う必要はないが、卵殻に鳥の糞便が付着している場合は水で洗い、卵は速やかに加熱調理する。
(4)生又は加熱が十分にされていない卵・卵製品は食べないようにする(特に年長者、乳幼児、妊婦、免疫力が低下した人等の高リスク者)。必要があれば、食品に生卵が含まれるか飲食店に確認するとよい。
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_Eggs_and_salmonella_infection.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_Eggs_and_salmonella_infection.html
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