食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03890320149
タイトル  欧州食品安全機関(EFSA)は1月22日、農薬有効成分の微生物Streptomyces K61株(以前の菌名はStreptomyces griseoviridis)のリスク評価のピアレビューに関する結論
資料日付 2013年1月22日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月22日、農薬有効成分の微生物Streptomyces K61株(以前の菌名はStreptomyces griseoviridis)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2012年12月18日承認、40ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 抄録
 農薬有効成分Streptomyces K61株について報告担当加盟国であるエストニアの担当機関が実施した初期リスク評価をピアレビューした後のEFSAの結論を報告する。本ピアレビューの実施は、委員会規則(EC) No 2229/2004 (委員会規則(EC) No 1095/2007及び委員会規則(EU) No 114/2010により一部改正)によって要求された。本結論は、果菜類、葉菜類、あぶらな科野菜類、生鮮ハーブ類、観賞用植物、切り花類、苗木類、球根類、並びに野菜、観賞用植物及びハーブの種苗類に対する殺菌剤としてのStreptomyces K61株の代表的用途の評価に基づいて出された。許認可のためのリスク評価に用いることが妥当であると結論づけられた信頼できる評価項目(ピアレビューされた申請書類の中の利用可能な試験及び文献から得た)を示す。許認可の枠組みに必要なものとして特定されながら欠落している知見を一覧表示し、懸念を特定する。
2. 本微生物の同定情報
 検討対象の菌株はK61である。この菌株はStreptomyces griseoviridisであると当初考えられたが、これは誤りであることが示された。この菌株は新種であり、現在命名されている全菌種と異なるものであると申請者は考えている。K61株は、フィンランドのミズゴケ泥炭から初めて分離された。
3. 哺乳動物毒性
 (1)ラットにおいて毒性作用を示した気管内投与の急性毒性試験によって引き起こされた懸念、 (2)ヒトに対する病原性の可能性に係る不確実性を考慮し、農薬施用者、農場作業者及び通行人の暴露リスクの評価は必要である。しかし、データパッケージは、参照値を算定するには不十分である。このため、農薬施用者、農場作業者及び通行人の暴露リスクの評価を行うことができなかった。したがって、Streptomyces K61株の代表的用途に起因する暴露量に係るリスクについて結論を出すことはできず、このことが重要な懸念領域として特定された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3061.pdf
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