食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03881070314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、2012年にドイツで発生した集団食中毒に関与した食品に関する意見書を公表
資料日付 2013年8月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は8月2日、2012年にドイツで発生した集団食中毒に関与した食品に関する意見書を公表した(12ページ、2013年8月2日付けBfR意見書No 019/2013)。概要は以下のとおり。
 BfRは2005年から集団食中毒に関与した食品に関するデータを収集してきた。ひとつの食中毒の疑い例には2人以上の患者がみられ、これらの患者の発生には同一の食品が関連している。
 BfRは2012年に、評価対象としておよそ84件の集団食中毒の報告を受けた(2011年は88件)。
 病原体別では、サルモネラ属菌31件、ノロウイルス16件、カンピロバクター7件、ウェルシュ菌4件、セレウス菌4件、黄色ブドウ球菌3件、バチルス・チューリンゲンシス1件、A型肝炎1件、シガテラ毒1件、腸管出血性大腸菌1件、不明15件となっている。
 報告された84件のうちの55件で、信頼性のある証拠を伴う食品が食中毒の原因として特定された。評価には、微生物学的及び/又は疫学的調査の結果が使われた。
 コンビニエンス・フーズ(非加熱喫食用調理済み食品)(15件)、食肉、肉製品及びソーセージ(14件)といったカテゴリーの食品が、感染経路となった食品の多くを占めていた。
 BfRは、これらの食品が摂取された場所、食中毒発生に寄与した重要な要因及びそれらがフードチェーンのどの段階で生じたかについても評価する。
 提出された情報から、報告された食中毒の多くは、その前の数年と同様、不十分な衛生及び温度管理ミスが原因であると判明した。
 ノロウイルスに汚染されたいちごが原因の集団食中毒及びタイの切身のシガテラ毒が原因の食中毒の発生期間中には、BfRはプレスリリースの中で、喫食前の加熱処理が不十分な冷凍ベリー類や、熱帯及び亜熱帯海域産の魚により、懸念が拡大する可能性があるとして国民に対して注意喚起した。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/an-krankheitsausbruechen-beteiligte-lebensmittel-in-deutschland-im-jahr-2012.pdf
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