食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03881020305
タイトル 欧州連合(EU)、活二枚貝における海洋性生物毒素イェッソトキシン類の規制値を引き上げ
資料日付 2013年8月17日
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分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は8月17日、活二枚貝における海洋性生物毒素イェッソトキシン類(yessotoxins)の規制値を1mg/kgから3.75mg/kgに引き上げるため、欧州議会及び理事会規則(EC) No 853/2004の附属書IIIを一部改正する委員会規則(EU) No 786/2013を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. 規則(EC) No 853/2004は、食品事業者のための、動物由来食品の衛生に関する規定を定めている。当該規則の附属書III(セクションVIIのV章第2(d)号)で、イェッソトキシン類の規制値を1mgイェッソトキシン当量/kgと定めている。
2. 欧州食品安全機関(EFSA)は2008年12月、欧州委員会(EC)からの要請により、貝類中の海洋性生物毒素イェッソトキシン類に関する「フードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル」(CONTAMパネル)の意見書を採択した。この意見書によると、イェッソトキシン類を経口投与した一連の急性毒性試験において、致死性及び毒性の臨床的兆候は認められなかった。また、EFSAは、貝の可食部分のイェッソトキシン類について3.75mgイェッソトキシン当量/kgを超えないことが望ましいと結論づけた。
3. コーデックス委員会の第32回魚類・水産製品部会(2012年10月1日~10月5日)で、国際レベルで検査することが望ましい海洋性生物毒素のリストからイェッソトキシン類を除外することが確認された。
4. EFSAの意見及びコーデックス委員会の第32回魚類・水産製品部会の結論に照らし、イェッソトキシン類の現行の基準値を3.75mgイェッソトキシン当量/kgに引き上げることは適当である。
 以上の経緯及び観点から、規則(EC) No 853/2004の附属書III(セクションVIIのV章第2(d)号)が、委員会規則(EU) No 786/2013によって一部改正されることになった。委員会規則(EU) No 786/2013は、官報掲載の20日後に発効する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2013:220:0014:0014:EN:PDF
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