食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03880700297 |
タイトル | 国際獣疫事務局(OIE)、動物とMERSコロナウイルスの関係に関するQ&Aを発表 |
資料日付 | 2013年8月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 国際獣疫事務局(OIE)は、動物とMERSコロナウイルス(MERS CoV)の関係に関するQ&Aを発表した。概要は以下のとおり。 Q1:MERS CoVとは? A1:MERS(Middle East Respiratory Syndrome)の原因と考えられているコロナウイルスの特殊株で、2012年9月よりも前にはヒトでは見られなかった。 Q2:コロナウイルスとは?(回答略) Q3:MERS CoVの起源(source)は? A3:調査中 Q4:動物はMERS CoVに感染するか? A4:今のところ動物からは未検出 Q5:ヒトの感染源は動物か? A5:動物との接触でヒトが感染した証拠はないが、特定の動物間で循環しているコロナウイルスからMERS CoVが進化した可能性はある。 Q6:MERS CoVはコウモリ由来か? A6:MERS CoVに近いウイルスがコウモリから検出されているほか、最近サウジアラビアのコウモリからMERS CoVと一致するウイルス遺伝子の断片が見つかっているが、コウモリ由来か他の動物由来かを特定するには更に証拠が必要。 Q7:ラクダがMERSに一役買っているのでは? A7:ヒトの感染源がラクダであることを示唆する有力な証拠は今のところない。ラクダからMERS CoVは同定されておらず、感染者に関する情報は、ラクダとの接触が重要なリスク因子であることを示唆していない。更に証拠がそろうまで、予断することなくあらゆる暴露源に目を向けることが重要。 Q8:動物の血清学試験結果は? A8:血清学試験の目的はウイルスそのものではなく、ウイルスに対して動物が産生する抗体を検出することにある。遺伝子的・抗原的に似かよった多様なウイルスに対する抗体の鑑別は難しく、往々にして不可能の場合もある(いわゆる血清学的「交差反応」に起因)。 動物のMERS CoVに対する血清学試験の有効性は未検証で信頼できない。敢えて行えば、MERS CoV抗原と、動物中に普通に見られる他のコロナウイルス抗体との区別がつかないため、結果が「偽陽性」になるリスクがある。ウイルスそのものの分離と同定に注力すべき理由がここにある。 Q9::動物でMERS CoVが同定されたときはどうなるか? A9:公衆衛生調査の結果、動物起源の可能性ありとされた場合、OIEが詳細な共同調査を支援する。MERS CoVの確定症例が出た場合、加盟国は陸生動物規約に従い「新興疾病」としてOIEに通知する義務がある。 Q10:今OIEが実施していることは?(略) |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際獣疫事務局(OIE) |
情報源(報道) | 国際獣疫事務局(OIE) |
URL | http://www.oie.int/for-the-media/press-releases/detail/article/questions-and-answers-mers-coronavirus-cov/ |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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