食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03880550343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2012年11月~2013年2月にパリ7区で発生した集団サルモネラ症の疫学調査報告書を発表
資料日付 2013年8月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は8月26日、2012年11月から2013年2月の間にパリ7区で発生した集団サルモネラ症の疫学調査報告書を発表した。概要は以下のとおり。
 2012年12月24日から、母子保護センター(PMI:訳注:保健所の母子保健部門)からパリ7区の4か所の保育所に預けられている子供に複数のサルモネラ症例が出ているとの届出があった。次いで、国立サルモネラ・リファレンス・ラボラトリー(CNR)が2012年12月にパリでサルモネラ症患者が増加していることに気付き、これまでに複数の患者からCT51という、希少なCrispol(訳注:高処理亜型分類法)プロファイルが特定された。この菌株の特定に基づいて行われた調査で、サルモネラ症の患者40人を特定することができた(確定症例30人、ほぼ確実例4人及び疑い例6人)。4か所の保育所に預けられている子供が10人及び地域住民が30人である。
 この集団感染に関係しているサルモネラ菌株は2種類で、Salmonella Typhimurium CT51とTyphimuriumの単相変異株S.4
,12:i:-である。患者への電話による聞き取り調査中に、患者の多くが症状が出る数日前にパリ7区の精肉店に行っていたことが明らかになった。パリ市民保護局(DDPP75)が当該精肉店に抜き打ち検査を実施したことで、数多くの不適切な設備や作業が明らかになった。現場で実施したサンプル採取では、この精肉店が販売している食品の表面や食品中からS. Typhimurium CT51及びS.4
,12:i:-が検出された。
 この調査はPMIの観察と早期通報が果たした役割の重要性を示すものとなった。当報告により、施設での生活者と地域住民に同時期に患者が発生した大規模な病気の流行が部分的に「可視化」された。
 報告書(仏語、43ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.invs.sante.fr/content/download/73970/275869/version/1/file/rapport_cas_groupes_salmonellose_paris_2012_2013.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/Publications-et-outils/Rapports-et-syntheses/Maladies-infectieuses/2013/Investigation-d-un-episode-de-cas-groupes-de-salmonellose-a-Paris-7e#
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