食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03870580149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、科学委員会によるリスク評価手引書作成のための優先テーマに関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年8月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月1日、EFSAの科学委員会によるリスク評価手引書作成のための優先テーマに関する科学的意見書(2013年7月17日採択、20ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. EFSAは、新たな手引書の作成又は既存の手引書の改訂が必要なギャップを特定するために、分野横断的リスク評価のための手引書を見直すよう科学委員会に依頼した。
2. 科学委員会は、中長期的視点に立った議論をすべきテーマを、優先順位をつけず特定した。新たな手引書の作成が必要なギャップとして4つのテーマが特定された。すなわち、(1)疫学研究の解釈、(2)リスク評価における証拠の重み付け手法の使用、(3)毒性学における生物学的関連性の特定、(4)輸入リスク評価である。既存の手引書の更新又は事後点検が必要な2つのテーマは、(1)ヒト暴露量評価の整合化、(2)リスク評価における用語であると特定された。
3. 手引書の作成作業は、環境リスク評価と、リスク評価における不確実性に関して既に進行している。手引書の作成が申請者及びEFSAによるリスク評価にとって有益であるテーマとして、食品のアレルギー誘発性の評価が特定された。科学委員会は有意義な手引書を作るには時期尚早と考えるものの、EFSAが精査を継続し、また適切な時期に、食品安全のリスク評価にとっての重要性を評価することが望ましい新興の科学的課題(たとえば、オミックス(omics)、合成生物学(synthetic biology))もいくつかある。
4. 本意見書で特定されたテーマは、 (1)数年次にわたる業務計画、(2)科学委員会の中長期的視野に立った業務計画、(3)将来の優先事項を策定するために、EFSA内部でさらに議論される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3345.pdf
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