食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03860770149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、採卵鶏及びマイナー種の肉用家きんに用いる飼料添加物としてのAgal-Pro(α-ガラクトシダーゼ及びエンド-1 ,4-βグルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年7月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月9日、採卵鶏及びマイナー種の肉用家きんに用いる飼料添加物としてのAGal-Pro(α-ガラクトシダーゼ及びエンド-1
,4-βグルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年6月18日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 AGal-Proは、Biogalactosidase BL及びAlphaGal BLとも呼ばれるSaccharomyces cerevisiaeの遺伝子組換え株が産生するα-ガラクトシダーゼ(ガラクトシダーゼ)及びAspergillus nigerの非遺伝子組換え株が産生するエンド-1
,4-β-グルカナーゼ(グルカナーゼ)の製剤である。当該製品は、畜産学的添加物として、機能グループでは消化促進剤として肉用鶏への使用が認可されている。申請者は、50~100α-ガラクトシダーゼ単位/kg飼料及び285~570グルカナーゼ単位/kg飼料(当該添加物50~100mg/kg飼料に相当)の用量で、当該添加物の採卵鶏及びマイナー種の肉用家きんへの使用認可適用の拡大を求めている。
 過去の評価では、当該添加物は100ガラクトシダーゼ単位及び570グルカナーゼ単位/kg飼料の用量で肉用鶏に対する安全性が示された。「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、この結論は採卵鶏への外挿が可能であると考える。主要種に対して安全マージンが設定されていることから、これらの結論はマイナー種の肉用家きんへの外挿が可能である。
 当該製品の肉用鶏への使用による潜在的有効性は、50ガラクトシダーゼ単位及び285グルカナーゼ単位/kg飼料の用量での使用で過去に確立されている。FEEDAPパネルは、この結論は採卵鶏への外挿が可能であると考える。
 ガラクトシダーゼ及びグルカナーゼの作用機序は全ての家きん種で同じであると合理的に推測することが可能であることから、肉用鶏に対する有効性についての結論はマイナー種の肉用家きん種への外挿が可能である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3286.pdf
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