食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03860570149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、水生動物衛生調査のためのリスク分類に関する外部科学報告書を公表
資料日付 2013年7月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月8日、水生動物衛生調査のためのリスク分類に関する外部科学報告書を公表した(111ページ、2013年6月6日承認)。
 本プロジェクトの目的は、水生動物衛生指令にリスト化されている疾病の特性を考慮して、養魚場のリスク分類に必要な要素を記述し、批判的に評価することである。このようなリスク順位付けは、リスクに基づく調査(RBS)の進展に有用であると思われる。関連情報の欠如がRBSの進展を制約する主な要因の一つである。2012年春に調査が行われた時、加盟国の一部では十分な調査ができなかった。
 加盟国からの専門家は、自国の養魚場がどのリスク分類に当てはまるかを考えられる病原体侵入経路への暴露度合に基づいて検討した。多くの国で暴露度合は養魚場単位で相当異なっているため、養魚場のリスク分類には養魚場毎の評価が必要であることが結論として出された。
 それぞれのリスクテーマ(生魚の移動、水質、養魚場での工程、短距離での機械的感染、距離に関係ない機械的感染)について、リスクスコアを定めるモデルが開発された。当該モデルは、ウイルス性出血性敗血症(VHS)についてイタリアと英国イングランドの養魚場のリスク分類に、伝染性サケ貧血(ISA)についてはノルウェーの養魚場のリスク分類に使用された。疾病の発生及び拡散に関連するリスク要因の特定、及び欧州での多様性の詳細が示されたことで、今後の動物衛生福祉(AHAW)パネルによるリスク評価の支援となる可能性が高いとみられる。しかし、リスク順位付けのためのデータ収集に費用がかかることから、養魚場の自主報告システムの開発が望まれる。
 当該技術報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/442e.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/442e.htm
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