食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03860370149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)は7月26日、ビスフェノールA(BPA)に関するFAQを公表した。(1/2)
資料日付 2013(平成25)年7月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月26日、ビスフェノールA(BPA)に関するFAQを公表した。概要は以下のとおり。(一部回答略)

1.ビスフェノールA(BPA)とは何か?BPAはどのように使用されているか?

 BPAは、ポリカーボネート(PC)製プラスチック、エポキシ樹脂及び他の高分子材料の製造に使用され、また、感熱紙のようなある種類の紙に使用される。

2.どのようにしてBPAは私たちの食事に入るのか?

3.過去にBPAについての懸念が起きたか?

4.EFSAはBPAの安全評価を実施してきたか?

 欧州委員会(EC)の食品に関する科学委員会は、2002年にBPAの安全性を評価した。2006年、EFSAは強力な科学的証拠に基づき消費者のBPAの安全性の再評価を行い、50μg/ kg体重/日の耐容一日摂取量(TDI)を設定した。TDIは、一生涯にわたりリスクなしに摂食できる物質量の推定値である。ヒトの食事由来のBPAの暴露は、乳児及び子供を含め、TDI以下であると推定された。

5.2006年以来、EFSAはBPAの安全性を再評価したか?

 EFSAは、2008年、2009年に追加的な助言を提供し、特に2010年9月には、低用量でのBPAの毒性に関する新しい科学的研究の詳細及び包括的な再評価の後、BPAに関する意見を更新した。EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)の専門家は、数百の学術研究及び業界の研究を検討した。CEFパネルは、当時、BPAの耐容一日摂取量(TDI)である50μg/ kg体重/日を見直すための、いかなる新しい証拠も特定できないと、結論づけた。しかしながら、最近の低用量作用の研究から浮かび上がった、動物の発生における数少ないBPAに関連した作用のいくつかの不確実性を示した。脳及び免疫系における変化並びに乳がんへの感受性を高めることを示唆する、それら実験動物の研究は、いくつかの不十分な点があり、それらの知見のヒトの健康への関連は評価できなかった。CEFパネルは、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)によるBPAの健康影響に関する報告書の公表の後、2011年11月のBPAに関する声明で、この全体図を再確認した。

6.なぜ今EFSAはBPAの新しい全面リスク評価を実施しているのか?

7.2013年7月、EFSAはBPAの暴露評価に関する新しい意見書素案についての意見公募を開始した。なぜ第1部のみなのか?

8.暴露評価とは何か?暴露評価はリスク評価の一部なのか?

9.今回の暴露評価について何が重要なのか?

 今回の再評価は、2006年以来はじめての再評価で、食事由来並びに感熱紙及び大気や粉塵といった非食事由来の両方をはじめて包含する。EFSAの暴露評価の素案は、また、前回の暴露評価よりも集団のうち、さらに特定の集団を検討する。例えば、これらの集団とは、母乳で育つ乳児、哺乳瓶で育つ乳児、5日齢までの乳児、3か月齢まで、6か月齢及び12か月齢、10歳から18歳までの10代の若者並びに18歳から45歳までの出産可能な女性の集団である。

 2006年以降に発表された科学的データ及びEFSAのデータ要求を通して得られたデータを使用して、EFSAの専門家は、2006年に比較して、推定暴露値をかなり精緻化させることができた。乳児及び幼児のBPAの暴露を変えた、2011年のEUのPC製の哺乳瓶の禁止後、暴露評価は特に重要である。

 食事由来の暴露量を推定するため、食品中のBPA量のデータは、母乳を含めた食品の摂取量と組み合わせた。今回の暴露評価は、非食事由来の暴露もまた検討しているので、粉塵、感熱紙及び化粧品を含めた、非食事由来の暴露源中のBPA量のデータは、行動様式のデータと組み合わせた。さらに、ヒトの尿中のBPA量の分析の結果は、データのモデル化から算出した推定量を裏付け、矛盾はなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/faqs/faqbisphenol.htm?utm_source=homepage&utm_medium=infocus&utm_campaign=bpaconsultation