食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03860010105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、リンゴジュース中の無機ヒ素の「アクションレベル」を設定 |
資料日付 | 2013年7月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は7月12日、リンゴジュース中の無機ヒ素の「アクションレベル」を10ppbに設定する案を提示した。この値は、米国環境保護庁(EPA)が飲料水向けに設定している値と同じである。 リンゴジュース中のヒ素レベルは極めて低いものの、時おり飲料水におけるヒ素の許可レベルを超えるリンゴジュースのロットがあるため、FDAは国民の暴露予防を目的にアクションレベルを設定する。この閾値は、業界へのガイダンスとして設定するもので、この閾値を超える製品があった場合、FDAはこのアクションレベルを考慮に入れて執行措置を検討する。 過去20年にわたり、リンゴジュース中のヒ素を監視してきたが、ごくわずかな例外を除いて、サンプル中のレベルは常に低レベルで推移している。ただ新しい手段が登場して、有機ヒ素濃度と無機ヒ素濃度の分類に対する理解が向上した。FDAは昨年、リンゴジュース中のヒ素濃度について、94検体を収集・分析して、最新のデータから得られた結果を発表した。その結果、総ヒ素濃度は全検体の95%で10ppbを下回り、発がん性のある無機ヒ素については全検体で10ppbを下回った。 10ppbという今回の提唱レベルは、このサンプリングデータのほか、最近終了したFDAの科学者らによるリンゴジュース中の無機ヒ素に係るリスク評価のピアレビューをも考慮に入れたもの。新たなリンゴジュースの評価に際しては、2010年に発表された2つの研究と、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)による2011年の評価書を利用できた。アクションレベルとリスク評価書に対する意見を60日間募集する。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.15/2013(2013.07.24)P16~17 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm360466.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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