食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03850750149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、2012年次報告書を公表
資料日付 2013年7月9日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月9日、EFSAの2012年次報告書(53ページ)を公表した。2012年はEFSA設立10周年の節目の年であり、この10年間の成果の総括としてこの年次報告書を紹介している。リスク評価に係る概要は以下のとおり。
1. 科学的意見及び助言
 EFSAは、(1)低用量作用、内分泌活性物質類、ハチの衛生及び化学物質の混合物といった食品安全に関連した新たな課題に対する、より学際的なアプローチを継続し、(2)リスク評価業務の整合化をめざす努力を続けた。また、EFSAは2012年、食肉検査過程の最新化に係る重要な業務を継続し、シュマーレンベルグウイルス(Schmallenberg virus: SBV)やSalmonella Stanleyに関する緊急助言を求めた要請、及び遺伝子組換え(GM)トウモロコシNK603及びグリホサート(訳注:除草剤の有効成分)の長期混餌投与試験を評価する要請に対処した。
2. 認可対象となる製品、物質及び表示の評価
 2012年の重要な科学的活動には、EFSAが甘味料アスパルテームの全面的なリスク評価(訳注:全面的な再評価)を初めて開始したことが含まれた。EFSAは、公衆の懸念を引き起こしている食品接触材料のビスフェノールA (BPA)に関するデータ募集を行い、また、情報や意見交換のために各国の専門家らをパルマ(訳注:イタリア)で一堂に集めた。EFSAは12月、欧州連合(EU)域内におけるハチの数の減少との関連を一部の研究が示唆しているネオニコチノイド系農薬3種に関する結論を確定した。EFSAの結論は、これらの農薬の継続使用に関する欧州委員会(EC)の勧告を導くことになる。EFSAの科学的業務は、認可されている健康強調表示や食品香料のリストのECによる公表に寄与した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/corporate/doc/ar12en.pdf
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