食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03850670149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏、他の全ての肉用鳥類及び離乳後の子豚用飼料添加物としてのHostazym C(エンド-1 ,4-β-グルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年7月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月1日、肉用鶏、他の全ての肉用鳥類及び離乳後の子豚用飼料添加物としてのHostazym C(エンド-1
,4-β-グルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年4月17日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 Hostazym Cは、Trichoderma citrinovirideの非遺伝子組換え株が産生するエンド-1
,4-β-グルカナーゼの酵素製剤である。in vitroの染色体異常試験及びin vivoのコメットアッセイでは、当該製品に遺伝毒性作用がみられる。対象動物種での許容試験では当該添加物の有害な影響は示されなかった。しかし、当該製品がもたらす遺伝毒性があることから、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該製品の対象動物種に対する安全性について結論づけることはできない。
 反復投与経口毒性試験で得られた結果では、消費者に対する安全への懸念は示されなかったものの、遺伝毒性効果を生じる当該物質の特性及び動態は明らかになっていない。したがって、消費者に対するリスク源を特定することはできない。ゆえに同パネルは、当該物質の消費者に対する安全性に関して結論づけることはできない。
 当該製品には遺伝毒性作用があることから、当該添加物へのいかなる量の暴露も、暴露経路を問わず有害であると考えられる。
 有効性試験で得られた結果に基づき、FEEDAPパネルは、当該物質は500セルラーゼ単位(CU)(訳注:セルラーゼ活性単位)/kg飼料の用量で肉用鶏に対し、また、350CU/kg飼料の用量で離乳後の子豚に対して安全であると結論づける。有効性についての結論は、マイナー種の肉用鳥類への外挿が可能である。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.14/2013(2013.07.10)P9
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3207.pdf
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