食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03850360450
タイトル Eurosurveillance:「1980~2011年のイタリアにおけるヒト症例から分離されたSalmonella enterica株の分布」
資料日付 2013年7月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 18
, Issue 27
, 04 July 2013)に掲載された論文「1980~2011年のイタリアにおけるヒト症例から分離されたSalmonella enterica株の分布(Distribution of Salmonella enterica isolates from human cases in Italy
, 1980 to 2011)、著者C Graziani(Department of Veterinary Public Health and Food Safety
, Rome
, イタリア)ら」の概要は以下のとおり。
 イタリアで1980年1月から2011年12月までにヒトから分離されたSalmonella entericaの血清型の傾向について記述する。同期間にサルモネラ分離株229
,279株が報告された。血清型Enteritidis、Typhimurium、Infantis、Derby、4
,[5]
,12:i:-、Napoliがこれらの分離株のうちの135
,783株(59%)を占めた。2000~2011年の経年傾向は、血清型によって異なる。Enteritidis及びInfantisは顕著に減少した(それぞれ年平均で-3.0%、-2.8%、P<0.001)。Typhimuriumは変化がなかった。一方、4
,[5]
,12:i:-、Derby及びNapoliは顕著に増加していた(それぞれ、+66.4%、p<0.001;+8.1%、p<0.001;+28.2%、p<0.05)。
 2000年以降、Enteritidisは常にTyphimuriumより低くなっている。Typhimuriumはイタリアで最も多く報告されている血清型であるが、世界的にはEnteritidisが減ってきているにも係らず、依然Enteritidisがトップにランク付けされている。大部分の血清型は季節性が見られ、夏季に増加し8~9月がピークとなっている。Typhimurium、4
,[5]
,12:i:-、Napoliは子供から多く分離され、一方Enteritidis、Derby、Infantisは大人から分離されていた。
 実施されている管理措置は、考慮すべきサルモネラ属菌血清型に対して均等に有効であるとは言えない。Enteritidisの感染源(採卵鶏及び卵)以外の感染源が重要になっている。新たに調整する管理措置の決定及び実施のために、新興の血清型及びそれらの出現の原因に関するさらなる研究が求められる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20519
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。