食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03850330485
タイトル 英国公衆衛生庁(PHE)、基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ産生大腸菌の公衆衛生に対するリスクに関する新たな調査研究について公表
資料日付 2013年7月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国公衆衛生庁(PHE)は7月3日、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生大腸菌の公衆衛生に対するリスクを考察するための新たな調査研究を実施する旨を公表した。概要は以下のとおり。
 英国保健省(DH)が資金提供しPHEが行なう新しい調査研究によって、英国でヒトに感染するESBL産生大腸菌として知られる薬剤耐性菌株の最も重要な病原巣が特定されるであろう。
 当該調査研究は、排水、農場スラリー及び生の肉を調査し、当該細菌の多数の異なる病原巣がヒトの健康に対してリスクとなる可能性があるのかを明らかにする。また、無症候性保菌者の糞便検体を調査し、このような保菌者の腸内に当該細菌が存在するか(菌の定着)も確認する。
 全ての種類のESBL産生大腸菌がヒトに感染し発症させるわけではない。動物、食肉及び環境由来の耐性菌のヒトの疾病への寄与危険度は十分に理解されていない。
 ESBL産生大腸菌は食料生産動物、市販の生肉、排水及び河川などからも検出されるが、これらの病原巣が公衆衛生に対してリスクとなるのかについては、あまり解明されていない。
 ヒト以外の病原巣からの耐性大腸菌がもたらすヒトの健康に対するリスクについては、全てが理解されているわけではない。今回の調査研究は、その複雑な相互関係をひも解く一助となるであろう。
 この研究に対して英国保健省から提供される資金は50万ポンドである。当該研究は複数の要素を研究対象とし、3年間にわたって行われる。

※英国健康保護局(HPA)は2013年4月1日から、Public Health England 英国公衆衛生庁(PHE)に統合された。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国公衆衛生庁(PHE)
情報源(報道) 英国公衆衛生庁(PHE)
URL https://www.gov.uk/government/news/new-study-to-give-insight-into-public-health-risks-of-esbl-e-coli
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