食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03840090295
タイトル 国際連合食糧農業機関 (FAO) 、第77回FAO/ 世界保健機関 (WHO) 合同食品添加物専門家会議 (JECFA)の会議の概要及び結論を公表
資料日付 2013年6月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は6月19日、2013年6月4~13日に開催された第77回国際連合食糧農業機関 (FAO)/ 世界保健機関 (WHO) 合同食品添加物専門家会議 (JECFA)の会議の概要及び結論を公表した。概要は以下のとおり。
1. 食品添加物
1.1. 食品添加物の規格のみ
 アルミニウムケイ酸塩(規格改訂、暫定規格)、アナトー抽出物(溶媒抽出ビキシン及びノルブキシン)(既存規格を維持)ケイ酸アルミニウムカルシウム(規格改訂、暫定規格)、ケイ酸カルシウム(規格改訂、暫定規格)、リン酸塩を含む食品添加物(規格改訂)、ミネラルオイル(中粘度)(規格改訂)、加工でんぷん(規格改訂)、ケイ酸アルミニウムカリウム(規格改訂)、ケイ酸アルミニウムカリウムベースの真珠光沢顔料タイプⅠ、Ⅱ及びⅢ(新規規格)、アルミノケイ酸ナトリウム(規格改訂、暫定規格)等
1.2. 添加物の毒性評価、食事暴露評価及び規格
・アドバンテーム:ADI 0~5mg/kg体重 フェニルケトン尿症患者にも適用(新規規格、暫定規格)
・Trichoderma reeseiで発現させたT. reeseiのグルコアミラーゼ:ADIを特定せず(新規規格)
・ナイシン: ADI 0~0.7 mg/kg体重(規格改訂)等
2. 汚染物質
2.1. カドミウム:ココア及びココア製品からの暴露評価
 地球環境モニタリングシステム/食品汚染モニタリングプログラム(GEMS/Food)の新しいCluster Dietsでは平均暴露量は0.005~0.39 μg/kg体重/月であった。これは暫定耐容月間摂取量(PTMI)である25 μg/kg体重の0.02~1.6%である。全国データでは0.004~1.8%であった。高摂取群の成人ではPTMIの30~69%、0.5~12歳の子供で96%であった。コーデックス委員会は、総カドミウムの食事暴露は過大評価されている可能性があり、懸念とはならないと指摘した。
 検討された物質の毒性学的及び食事暴露モノグラフはWHO食品添加物シリーズ第68号に、化合物の同定及び純度に関する新規及び改訂規格はFAO JECFAモノグラフ14に掲載される予定である。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.13/2013(2013.06.26)P3~4
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL http://www.fao.org/fileadmin/templates/agns/pdf/jecfa/JECFA_77_Summary_Report_Final.pdf
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