食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03830810149
タイトル  欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用香料添加物としての酸化官能基が付加された又は付加されていない脂肪族及び芳香族のモノ及びジチオール類並びにモノ、ジ、トリ及びポリスルフィド (化学物質グループ20)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年5月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用香料添加物としての酸化官能基が付加された又は付加されていない脂肪族及び芳香族のモノ及びジチオール類並びにモノ、ジ、トリ及びポリスルフィド (化学物質グループ20)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
 欧州食品安全機関(EFSA)は5月13日、全動物種用香料添加物としての酸化官能基が付加された又は付加されていない脂肪族及び芳香族のモノ及びジ、チオール類並びにモノ、ジ、トリ及びポリスルフィド類 (化学物質グループ20)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年4月16日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 化学物質グループ20(CG20)に属する当該化合物のうち、現在31種類について食品香料としての使用が認可されている。
 「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、メタンエチオール、メチルプロピルジスルフィド、ジプロピルトリスルフィド、3-メルカプト-2-ブタノン、3-(メチルチオ)ブタナール及び3-メチル-1
,2
,4-トリチアンの6種類の化合物に関しては、純度に関わる問題があり評価を行うことができなかった。
 FEEDAPパネルは、以下の25種類の化合物は、提案されている最大用量(0.05mg/kg完全配合飼料)で対象動物種に対して安全であると結論づける:3-(メチルチオ)プロピオンアルデヒド、3-メチルチオプロピオン酸メチル、アリルメルカプタン、ジメチルスルフィド、ジブチルスルフィド、ジアリルジスルフィド、ジアリルトリスルフィド、ジメチルトリスルフィド、ジプロピルジスルフィド、イソチオシアン酸アリル、ジメチルジスルフィド、2-メチルベンゼン-1-チオール、チオ酪酸S-メチル、アリルメチルジスルフィド、メチオノール、3-(メチルチオ)-1-ヘキサノール、プロパンチオール、アリルスルフィド、2
,4-ジチアペンタン、2-メチル-2-(メチルジチオ)プロパナール、2-メチルプロパン-1-チオール、ジメチルスルホキシド、プロパン-2-チオール、3
,5-ジメチル-1
,2
,4-トリチオラン、2-メチル-4-プロピル-1
,3-オキサチアン
 CG20に属する当該25種類の化合物は、イソチオシアン酸アリルを除き、飼料中の最大安全量まででの全動物種に対する使用により消費者の安全への懸念は生じない。当該物質の低用量での飼料への使用による新たな暴露で、消費者の暴露は大幅に増加しないであろうが、FEEDAPパネルは、消費者への推定暴露量は一日摂取許容量(ADI)を既に上回っていると指摘する。
 当該25種類の化合物はいずれも食品香料として使われており、また、飼料中での機能は食品におけるそれと実質的に同一であることから、これ以上の有効性の実証は不要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3208.pdf
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